アメリカ(アメリカ合衆国)は、アメリカ大陸にある国で、世界第1位の経済規模を誇ります。ニューヨーク・ロサンゼルスなどの大都市や、IT企業が集中する都市シリコンバレーなどから、世界的大企業が数多く生まれています。国の公用語はありませんが、英語が最も多く用いられています。
コロナ禍前(2019年)の訪日アメリカ人数は約172万人と、アジア圏以外の国の中では最多でした。コロナ禍(2021年)には約2万人まで落ち込んだものの、その後の回復は快調で、2023年にはコロナ禍前の水準を上回る過去最多の約205万人を記録しました。また、2023年の旅行消費額は国籍別で4位となる6,062億円でした。
訪日アメリカ人は、全国籍の中でも比較的滞在期間が長いという特徴があります。長期の個人旅行の中に組み込んでもらえるような、高付加価値・高単価なアクティビティや商品を用意しておくことが有効であると考えられます。また、日米両国政府は、相互の観光交流を拡大するため、2024年1月~2025年3月を「日米観光交流年」と定めています。2025年には大阪万博の開催も控えており、今後はより多くの観光客の訪日が見込まれます。
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