― フリーペーパーやイベントも組み合わせて、日本の魅力を複合的に発信 ―
[株式会社CCCメディアハウス]
株式会社CCCメディアハウスと大日本印刷株式会社(以下:DNP)は共同で、日本の上質なモノ・コトを世界に発信するWebサイト「Pen Online国際版」(pen-online.com)を、3月10日に開設しました。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
【背景】
近年、訪日外国人が増加するなかで、日本を複数回訪れるリピーターを中心に、日本ならではの体験や、食事・観光における特別な時間に価値を見出す“コト消費”の傾向が高まっています。それにともない、地方都市や日本の商品の魅力を、その歴史的な背景やつくり手の思いなどを含めて伝える“ストーリー”タイプのコンテンツの人気が高まっています。
このたび二社は、CCCメディアハウスの雑誌「Pen」のブランド力や編集力、DNPの各種メディアにおけるコンテンツ制作・運用のノウハウを活かしたWebサイトを開設します。“クリエイティブ・ストーリー”を重視した日本の魅力的なコンテンツを、デジタルメディアを中心に海外へ伝えるとともに、外国人に商品やサービスを訴求したい日本企業に、付加価値の高い新たな広告媒体を提供していきます。
【Webサイトとフリーペーパー、イベントを組み合わせた情報発信】
雑誌「Pen」はこれまで国内の読者に向けて、ファッションや建築、デザインなどの上質コンテンツを発信してきました。CCCメディアハウスとDNPは、クリエイティブで好奇心を刺激するメディア「Pen」を海外に展開することで、「Pen」のコンテンツや編集力を企業のプロモーションに活かす取り組みや、「Pen」と企業の商品などをコラボレーションさせる事業を推進します。二社は、Webサイト「Pen Online国際版」を中心に、SNSやターゲットとする地域でのフリーペーパーの配布・販売、イベント開催などを複合的に組み合わせて、日本の情報を海外へ発信していきます。
●Webサイト「Pen Online国際版」(pen-online.com) : CCCメディアハウスとDNPは、雑誌「Pen」やフリーペーパーの記事のほか、ショートムービーをWebサイトのオリジナルコンテンツとして英語で提供します。また、フランス語コンテンツについても3月末に公開予定です。
●フリーペーパー「Pen International」&「Pen PARIS」 : CCCメディアハウスは、ニューヨーク、ロンドン、バンコク、シンガポールなどに向けて「Pen International」(英語)を、パリに向けて「Pen PARIS」(フランス語)を3月・9月の年2回発行します。フリーペーパーオリジナル記事の「特集」「コラム」「広告記事」などに加えて、雑誌「Pen」(日本語)の翻訳記事やWebサイト「Pen Online」の記事も掲載し、140~150 ページ程度を予定しています。配布先は対象国のラグジュアリーブランドのストア、ミュージアムショップ、ホテル、イベント会場などで配布するほか、地元有名新聞への同梱も検討しています。
「Pen International」は10,000~15,000 部、「Pen PARIS」は20,000 部を発行する予定です。
●イベント : CCC メディアハウスとDNP は、Web サイト、フリーペーパーなどと連動して、海外での期
間限定店舗“ポップアップストア”や試食・試飲会などを、企画から運営まで実施します。
【これまでの実績について】
CCC メディアハウスとDNP は、2015 年12 月より、フランスにてフリーペーパー「Pen PARIS」(フランス語)を発行し、新聞「LE FIGARO」への同梱や、百貨店・高級和食店での配布を実施しています。2016 年10 月からは、東南アジアでもフリーペーパー「Pen ASIA」(英語)を発行し、新聞「THE BUSINESSTIMES」などへ同梱、百貨店・セレクトショップ・ホテルなどでの配布を行いました。これらに併せて、現地でのイベントも開催しました。主な事例は以下の通りです。
・ セレクトショップ「BEAMS」による、日本の伝統工芸品やポップカルチャーなどを紹介するコンセプトショップ「BEAMS JAPAN」(東京・新宿)の記事を、「Pen PARIS」に掲載しました。また、パリに出展した“ポップアップストア”は200 以上のマスメディアで紹介され、2 週間で約2000 人が来店しました。
パリでの“ポップアップストア”イベントの様子
・ 兵庫県の古民家を再生したホテル「SASAYAMA CASTLETOWN HOTEL NIPPONIA」の魅力を伝える記事を「Pen PARIS」に掲載したほか、ショートムービーで街の雰囲気やホテルでの過ごし方などを伝えたところ、フランス人からの問い合わせが増えました。
・ 沖縄県の“やちむん”(沖縄の焼き物)の魅力を「Pen ASIA」で紹介し、シンガポールで“ポップアップストア”を出店しました。
【「Pen」について】
「Pen」は、1997年に東京で創刊した、ハイクオリティ・ライフスタイル誌です。“デザイン”をキーワードに、クリエイティブなモノとコトを紹介し、好奇心の強い大人の男性やクリエイティブ指向の強い読者から強い支持を受けています。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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