国際的なブランド力や誰もが知る製品・サービスを持っているような有名企業を除けば、求職者にとって、企業の第一印象を決めるのは、その求人票 です。このため、現地採用で優秀な日本語人材を集めるためには、まずは効果的な求人票を書く必要があります。今回はそんな 魅力的な求人票を書くポイントについて解説 します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
1.簡潔かつ具体的に
具体的情報に乏しい求人票は、優れた人材が応募を躊躇する原因になります。優秀な人材は引く手あまたです。応募にあたっては、職務内容や報酬が自分の希望に合うか、日本語力をどのように活かせるかなど、じっくりと吟味するでしょう。募集ポジションの責任と権限や、日本語を活用する業務の内容、会社の文化など、各項目は簡潔かつ具体的に記述しましょう。
2.報酬はできるだけ明確に
報酬はキャリアの意思決定において重要な要素です。特に、アジアの人材は仕事において報酬を重視する傾向があります。このため、報酬に関する情報がなかったり、抽象的な情報のみの求人票はあまり歓迎されません。 もちろん、会社の事情や求職者の経験・スキルによっても報酬は変わってくるでしょうが、ミスマッチを回避するためにも、具体的な幅を示すなど工夫しましょう
3.求める人材像をはっきりと伝える
募集するポジションに必要な最低限の職務要件やスキルなどを示さなければ、条件を満たさない職務経歴書を大量に受け取ることになるでしょう。魅力的な職務内容や報酬で求職者を引きつけるいっぽうで、応募者に求める能力や姿勢もはっきりと記述しましょう。
4.理解しやすい表現を心がける
求人票の表現や用語が、採用側の企業で働いたことがない人にとっても理解しやすいように心がけましょう。 たとえば、社内で使う業界用語や専門用語ばかりの職務記述書では、求職者は自分が応募条件を満たすかどうかの判断に迷ってしまいます。気づかないうちに社内用語を使ってしまうことがある人なら、他の人事担当者や友人などにフィードバックをもらうのもいいかもしれません。
5.検索フレンドリーにする
適切な人材によるビュー数が増えるほど、当該ポジションにふさわしい応募の数は増えます。より多くのビュー数を確保するために、検索キーワードの最適化を行いましょう。 具体的には、求職者が検索に使用するであろう検索単語をできるだけ含めて、検索エンジンの上位に来るよう工夫しましょう。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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