世界全体で進む近視で日本「眼鏡業界」に活路?学びたい「視力矯正ツールに限らない」ポジションの探り方

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世界規模で禁止の人口が増えており、特に東アジアでの禁止の割合が増加しています。コンタクトレンズや手術による視力を回復する方法もありますが、ファッションとして眼鏡を楽しむ人も多くいます。

訪日外国人旅行消費額の費目別構成比では、「買い物」が3,956 億円であり、訪日外国人のショッピングに対する予算配分が大きいのがわかります。

訪日外国人が、日本に来たら買いたいものとは何なのでしょうか。日本で買いたいものに「工芸品」を挙げる訪日外国人は少なくありません。

今回は、工芸品的な側面も持ちながら実用性も高い日本の「眼鏡」にフォーカスし、業界におけるインバウンドの取り組みを紹介し、その市場の発展の可能性について考察します。

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2050年 驚異のメガネ率、世界人口の約半分が近視に!?

近年、世界的に近視の人口が増えています。特に、東アジアでの近視の割合が増えており、10代の近視の割合は80%以上だそうです。また欧米でも数年後にはアジア並みになると言われています。こうした状況をレポートした2012年のある調査では、2050年には世界人口の約半数が近視になる可能性があることを伝えています。

近視が進む背景には、外で過ごす時間が少ないことや、スマートフォンが普及し小さい画面を見ることが日常化していることなどが考えられます。

コンタクトレンズや手術による視力回復も普及していますが、ファッションの一部として眼鏡を好む人も一定数おり、様々なデザイン、価格帯の眼鏡が販売されています。昨今のファッションメディアでは眼鏡を「アイウェア」と呼び、その機能性だけでなく外観を含めたアイテムへとコンセプトの転換を図っていることがうかがえます。

日本「鯖江ブランド」の由来は?世界三大眼鏡産地

日本の眼鏡の名産地といえば、北陸地方、福井県鯖江市です。日本で生産される眼鏡フレームのうち、約9割が鯖江とも言われています。鯖江の名とその眼鏡の品質の高さは世界的にも知られており、イタリアのベッルーノ、中国の温州(深センや厦門とする言い方も)とならんで世界三大眼鏡産地と呼ばれています。

明治時代、雪国で作物が育たなかった福井県鯖江に、増永五左衛門が明治時代に技術を持ち帰り、内職としての眼鏡作りが発展していきました。現在、東京でも有名な眼鏡ブランドには鯖江発祥というものも少なくありません。

各ブランドで、世界の「新たなニーズ」を意識した取り組み

日本の「眼鏡」の魅力を訪日外国人向けに訴求する取り組みが進んでいます。

老舗「パリミキ」のエンターテイメント型ショップ

チェーンストアとして有名なパリミキは、2018年に京都のインバウンド向けの店舗開発を始めています。エンターテイメント型の店舗です。50年代のアメリカを思わせる内装で、従来の「眼鏡屋」の雰囲気とは感じさせません。

この店舗では、ファッション性を重視し、観光客・団塊ジュニア世代・学生などをターゲットにマーケティングを進めることを掲げています。訪日外国人を意識したラインナップとしては、福井県鯖江市のメーカーと連携して開発したオリジナル商品を展開し「日本製」を訴求しています。

また和柄のメガネケースなど観光客が土産物として購入できる商品を揃え、視力矯正用としての眼鏡ユーザーだけでない市場開拓を目指していることがわかります。

店頭での購入だけでなく、オンラインショップとの連携、同時通訳サービス訪日外国人にとって便利な決済方法の導入など、インバウンドを意識した取り組みが見られます。

実は同社は、2016年にも原宿に同様のコンセプトの店舗を開店しており、訪日外国人からの人気を博していました。原宿と同じく訪日外国人に人気のエリアである京都への出店を通じて、 日本でのショッピングを楽しみたいという需要にこたえる狙いが見えてきます。

アイウェアブランドとしての地位確立を目指す「金子眼鏡」

同じく2018年、福井県に本社を構える金子眼鏡は、旗艦店となる新店舗を銀座にオープンしました。訪日外国人に足を運んでもらうことを想定しており、近場にも店舗を構えていますが「異なる客層を取り込める差別化」に意気込みを見せています。

金子眼鏡は、銀座に展開した金子眼鏡店のほかカネコオプチカル、フェイシャル インデックス、ザ・ステージのブランドを展開しており、パリにも店舗を置いています。パリで開催される国際眼鏡展に参加するなど、世界を舞台にしたPR活動にも余念がありません。

この続きから読める内容

  • 多言語&免税手続きをカバーする体制づくり
  • 訪日外国人が欲しい「眼鏡」の向こうに見えるもの
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【2/25開催】小売マーケティングの分断をなくす ―集客×データ分析で成果を最大化する方法―
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年2月前編】JNTOが2025年インバウンド動向を総括 / 大阪の2025年インバウンド客数は過去最高に ほか
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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