観光庁は10月31日、2022年7-9月期の訪日外国人旅行消費額について、1,631億円と試算したと発表しました。
訪日外国人1人当たり旅行支出は31万3,114円と試算されています。
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観光庁、2022年7-9月期の訪日外国人消費動向調査結果(試算値)を発表
観光庁は10月31日、2022年7-9月期の訪日外国人旅行者の消費動向調査結果(試算値)を発表しました。
期間中の訪日旅行者数は52万878人で、調査の有効回答数は目標回収数に届かなかったため、今期は試算値として発表されています。
訪日外国人消費額は1,631億円
2022年7-9月期の訪日外国人旅行消費額は1,631億円と試算されています。
前期の4-6月期から600億円弱増加し、回復傾向が見られています。
1人当たり旅行支出は31万3千円
訪日外国人の1日当たり旅行支出は31万3,114円と試算され、前期の4-6月期からは約5万円増加しました。
今回の調査では、対象の大半がビジネス、親族・知人訪問、留学などが目的で、長期滞在者が多かったために例年より高くなっている点に注意が必要です。
なお日本に居住している外国人は含まれません。
主要7空港で調査、回復傾向明らかに
本調査は2010年4-6月期の開始以降四半期ごとに実施され、調査対象の空海港の出国ロビーにいる訪日外国人に聞き取り形式で行われます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、今回の調査は新千歳、羽田、成田、中部国際、関西国際、福岡、那覇の主要7空港のみで実施されました。
訪日外国人消費額は、コロナ禍以前の2019年同期の1兆1,818億円と比較すると、1兆円超減少していますが、前期比では回復傾向が見られています。
日本では10月11日に水際対策が大幅に緩和され、入国数の上限が撤廃されたほか、個人の外国人旅行者の入国も解禁されました。
引き続き、今後の動向が注目されます。
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<参照>
観光庁:訪日外国人消費動向調査2022年7-9月期(試算値)について
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