訪日フランス人数は月間2.3万人、1人あたり消費額は国別1位の41.7万円:フランス市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2024年上半期】

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日本政府観光局JNTO)が7月19日に発表した訪日外客統計によると、2024年6月の訪日フランス人数は2万3,100人でした。

同日、観光庁インバウンド消費動向調査の結果を公表。2024年4-6月期の訪日フランス人旅行消費額は471億円で、2019年同期を大きく超えました。

本記事では、フランス市場のインバウンド動向について解説します。

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訪日フランス人客数最新データ:月間2.3万人

日本政府観光局JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2024年6月の訪日フランス人数は2万3,100人で、コロナ禍前2019年の水準を上回っています。

▲訪日フランス人客数 2019年と2024年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

これまでの年間推移と、2024年上半期を比較してみましょう。2024年上半期は18万4,300人で、 2019年同期の16万310人から15.0%伸長しています。

このままのペースでいけば、2024年年間の訪日フランス人数は過去最高記録となるでしょう。

▲訪日フランス人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日フランス人消費額最新データ:4-6月期471億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。2024年4-6月の訪日フランス人旅行消費額は471億円で、コロナ禍前2019年の水準を大きく上回っています。

消費額についても過去最高額となる可能性が高そうです。

▲訪日フランス人旅行消費額 2019年と2024年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人あたり消費額は41万7,536円、全市場の中で1位

1人あたり消費額を見てみましょう。2024年4-6月の訪日フランス人の1人あたり消費額は、41万7,536円でした。全市場の中で1位となっており、平均と比較すると17万8,814円多くなっています。

1人あたり消費額の構成をみると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で17万0,565円。次いで飲食費が8万7,176円、買物代が8万2,738円、交通費が6万4,206円、娯楽等サービス費が1万2,851円でした。2019年同期と比較して5つの費目全てが増加し、その中でも宿泊費と買物代は5万円以上、交通費と飲食費は2万円以上の増加となっています。

▲訪日フランス人の1人あたり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

以上、フランスの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、フランスインバウンド動向やフランス人観光客の特徴などをまとめていますので、ぜひご覧ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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