日本最大のインバウンドに関する商談会「VISIT JAPAN トラベル & MICE マート 2024」が、9月26日から28日にかけて開催されています。世界35カ国・地域より訪日旅行を取り扱う事業者280社が来日し、日本各地でインバウンドに携わる団体・事業者と商談が行われます。
「ツーリズムEXPOジャパン2024」と同じ会場(東京ビッグサイト)で、同時開催されています。
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VISIT JAPAN トラベル & MICE マート 2024を取材
VISIT JAPAN トラベル & MICE マート 2024は、海外で訪日旅行を取り扱う旅行会社などの事業者280社と日本全国の観光事業者が一堂に会し、インバウンド関連ビジネスを生み出す商談会です。今年は6,000件を超える商談が予定されているといいます。
参加者の声
訪日ラボでは、商談会に参加した複数の事業者にインタビューを実施しました。
DMO:勝山市観光まちづくり株式会社
- 海外へのアプローチは今までSNSやWebサイトをやってきましたが、大規模に認知を取ろうとすると限界も感じており、BtoBのセールスを積極的に進めているところです。今回は日本で一番大きい商談会なので、何年後かに結びついてくると考えています。商談で何を求めているかは、国や会社によってバラバラな感じですね。観光スポットとしてどう組み込んでもらえるかが大事で、永平寺や金沢、立山黒部、飛騨高山といった周辺の観光スポット・地域と組み合わせたアプローチも行っています。
※関連記事:「地域との対話を可能にする」勝山DMOの観光データ活用
国内旅行業者:株式会社 美ら地球(ちゅらぼし)
- 10年以上この商談会に参加しています。コロナ後、動きが鈍かったところが動き出していると感じ、良い話ができました。これだけの数の事業者と、一度に商談できるのはここだけですね。
国内宿泊業者2社
- お付き合いのある会社への挨拶や、新たな会社と出会うために参加しました。弊社ではインバウンドのお客様が8、9割を占めており、コロナ禍前以上に増えているので、今までで一番力を入れています。海外の事業者も前向きに旅行を取り扱っている方々が来ていて、以前からずっと参加していますが今回が一番熱量・意欲が高いと感じています。
- 立ち上げからまだ短いので、認知度を上げるために参加しています。昨年も参加しましたが、今年は昨年とは違う事業者に挨拶ができたり、知ってもらえる機会になりました。
海外旅行会社:イー・エフ・トラベル・インターナショナル株式会社
- ツアーオペレーターをやっており、日本のホテルやレストラン事業者を探すために参加しました。需要も増えていますし、質を高める意味でも新たなつながりを求めています。商談自体は20分と短い時間で、深い話まではできなかったですが、さまざまな会社とつながることができました。
VISIT JAPAN トラベル & MICE マート 2024開催概要
- 期間:2024年9月26日(木)から28日(土)の3日間
- 会場:東京ビックサイト
- 参加事業者:セラー300社・団体、バイヤー280社
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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