訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは、今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
最新トレンドの把握や、マーケティング活動にぜひともご活用ください。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
今週の注目記事5選
今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
1. 観光庁長官、2月の訪日客数は「引き続き好調」 観光立国推進基本計画の次期計画にも言及
観光庁の秡川 直也(はらいかわ なおや)長官は3月19日、定例会見を実施。同日発表された日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計の結果について報告しました。
2025年2月の訪日外客数推計値は325.8万人を記録。昨年2月から16.9%伸ばし、2月として初の300万人超えを記録しました。
また会見では、万博を契機とした地方誘客の促進や、観光立国推進基本計画の次期計画(2026〜2030年)についても言及がありました。
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→観光庁長官、2月の訪日客数は「引き続き好調」 観光立国推進基本計画の次期計画(2026〜2030年)にも言及
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2. 海外で売れる日本のアニメ商品ランキング 人気急上昇の「ちいかわ」をおさえた1位は?
近年、動画配信サービスの普及なども追い風となり、海外における日本のアニメの人気がさらに高まりつつあります。2023年のアニメ関連市場は過去最高記録を更新、海外市場は日本市場を超す約1.7兆円となっています。
そんな中、外国人向けEコマース事業を手掛けるBEENOS株式会社は3月12日、「BEENOS 越境EC×アニメ ヒットランキング2024」を発表しました。
同ランキングは、BEENOSグループが運営する越境EC購入サポートサービス「Buyee」の購買データに基づき、2024年にテレビ放送されたアニメ作品を対象に、越境ECにおける商品購入という観点から海外需要をランキング形式にしたものです。
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→海外で売れる日本のアニメ商品ランキング 人気急上昇の「ちいかわ」をおさえた1位は?
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3. 旅館・ホテル市場規模、過去最高「5.5兆円」の見通し インバウンド増が追い風に
株式会社帝国データバンクは3月12日、「旅館・ホテル市場」 の動向に関する調査結果を発表しました。
2024年度の旅館・ホテル市場は、インバウンド増などの追い風によって事業者売上高ベースで5.5兆円に達し、過去最高を更新する見通しです。
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→旅館・ホテル市場規模、過去最高「5.5兆円」の見通し インバウンド増が追い風に(帝国データバンク)
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4. 京都市観光協会「インバウンド対応力向上ガイドライン」公開、実践的なヒントが多数掲載
公益社団法人 京都市観光協会は3月12日、「インバウンド対応力向上ガイドライン ~海外のお客様からも地元からも選ばれるために~」を作成したことを発表しました。
同ガイドラインは、インバウンド観光客の満足度を高めることに加えて、地元の人からも歓迎される持続可能な経営を実現していくためのもので、現場の対応力を向上するための改善行動が示されています。
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→京都市観光協会「インバウンド対応力向上ガイドライン」公開、実践的なヒントが多数掲載
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5. 日本で最も隠れた名所が多い都市は「奈良」:米企業調査
手荷物預かりサービスを提供する米国企業・Bounceは、日本の隠れた名所(hidden gem attractions)についてまとめたレポートを公開しました。
レポートによると、最も隠れた名所の多い都市は奈良でした。奈良には計499箇所の観光スポットがあり、そのうち9か所(1.80%)が隠れた名所となっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月前編】最新の「観光白書」公開!インバウンドに関わる政策の変更点を徹底解説 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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