Booking.com、三重県のインバウンド最新動向を発表 今春の鈴鹿はモータースポーツで活況に

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大手旅行サイトのBooking.com(ブッキング・ドットコム)は3月18日、三重県におけるインバウンド観光の最新動向を発表しました。

今春モータースポーツで盛り上がる鈴鹿を中心に、三重県では旅行者が増加するとみられます。

なおランキングデータは、2025年2月26日〜3月5日の間にブッキング・ドットコムのサイト内で検索された回数を元に作成しています。

関連記事:【2024年最新】三重で外国人に人気の観光スポット:鈴鹿サーキットが2位、1位は?


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鈴鹿で自動車レース開催 欧米豪からの旅行者が増加か

三重県鈴鹿サーキットでは、今春、世界最高峰の自動車レースが開催されます。

そこで、レース開催期間と重なる4月3日〜7日のチェックイン予約を対象に、世界の旅行者の宿泊予約の検索状況を分析すると、オーストラリアイギリスアメリカドイツ、オランダといった欧米圏を中心として、三重県内への海外旅行者が増加することが分かりました。

また、上位10位以内には入っていないものの、特にスイスやニュージーランドでは、前年対比で検索数が急増しています。

▲三重県を訪問予定の世界の旅行者の国・地域別ランキング:ブッキング・ドットコム プレスリリースより
▲三重県を訪問予定の世界の旅行者の国・地域別ランキング:ブッキング・ドットコム プレスリリースより

鈴鹿以外でも、県内全域で観光客が増加傾向

同期間に三重県内で人気の旅行先をみると、レース会場がある鈴鹿がトップとなりました。

2位には伊勢がランクイン。伊勢では、伊勢神宮の参拝や、伊勢神宮内宮の門前町「おはらい町」「おかげ横丁」の散策がインバウンドに人気です。3位には、鈴鹿と同じ北勢エリアに位置する四日市が続きました。

前年と比較すると、1位の鈴鹿だけでなく、県内のほぼ全域で観光客が増加傾向にあることも分かりました。また、上位10位以内には入っていないものの、英虞(あご)湾の美しい景色を一望できる「横山展望台」が人気の鵜方(うがた)や、世界遺産「熊野古道」で世界的に有名な熊野も、顕著な増加を見せています。

▲2025年4月上旬 三重県内で人気の旅行先トップ10:ブッキング・ドットコム プレスリリースより
▲2025年4月上旬 三重県内で人気の旅行先トップ10:ブッキング・ドットコム プレスリリースより

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<参照>

Booking.com Japan K.K.:ブッキング・ドットコム、今春モータースポーツで盛り上がる鈴鹿を中心に、三重県のインバウンド観光の最新動向を発表!

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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