寺泊とは、寺社を宿泊施設として活用し日本の文化体験を実施することを指します。
観光庁では2030年の訪日外国人旅行者数6,000万人という目標に向け「城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業」を実施し、城泊や寺泊といった体験型宿泊コンテンツの推進に取り組んでいます。
トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」の10位以内には、東大寺や高野山がランクインしており、寺社は訪日外国人からの注目が高い施設となっています。
また、全国に約77,000か所の寺が存在する一方で、宿泊施設として提供している寺は約300か所と多くありません。
日本各所に点在する寺を活用した、寺泊の取り組みが進むことで地方への誘客が期待できます。