旧札幌農学校演武場とは、北海道札幌市にある時計台を指します。
北海道大学の前身である札幌農学校は、北海道開拓の指導者を養成することを狙いとして1876年に開校しました。
同学校の演武場はクラーク博士の発議で、生徒の入学式・卒業式などを行う中央講堂として1878年に建設されました。
演武場に設置された時計塔は1888年に札幌の標準時計に指定され、農学校の移転とともに札幌市が演武場を借り受けた頃より「時計台」と呼ばれ始め、現在は「札幌市時計台」として親しまれています。
1961年に札幌市の有形文化財第1号に指定され、1970年には国の重要文化財に指定されています。