高野山とは、和歌山県伊都郡高野町に存在する地域の名称で、「一山境内地」といわれる高野山では高野山全域が総本山金剛峯寺の境内地とされています。
平安時代の初めに弘法大師・空海によって開かれ、1200年以上の歴史がある霊場であり「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年7月に世界遺産に認定されています。
境内総坪数48,295坪の金剛峯寺では現在、117の寺院が存在しており、この内50以上の寺院が宿坊として一般の参拝者も宿泊できます。
宿坊では阿字観や写経のほか、護摩木を炊きながら祈願する護摩祈祷など俗世から離れた貴重な体験が可能です。