体験・アクティビティはどうやってBooking.comをインバウンドに活用すべきなのか?
2021年4月、旅行中の体験・アクティビティをメインとして扱う旅行代理店「Viator」に掲載されているアトラクションやツアーが、オランダ発の旅行代理店「Booking.com」でも提供されることが発表されました。
「Booking.com」は宿泊施設だけでなく、航空券やレンタカー、空港発着タクシー、アクティビティ等、旅行に関するさまざまな予約ができる世界最大手のOTAです。
世界228の国と地域で147万軒、日本国内だけでも94万室以上の宿泊施設を掲載しています(2021年8月時点)。「両社の連携によりどのような効果が見込まれるのか」「日本国内の観光産業にどのような影響を与える可能性があるのか」このような疑問を解決するために、この記事では「Viator」と「Booking.com」のOTA市場における規模、両社の連携の発表について紹介していきます。
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2021年4月、「Booking.com」は、オーストラリア発の旅行代理店「Viator」で提供されているアトラクション・現地ツアー・アクティビティを、同社プラットホーム内で提供することを発表しました。
「Viator」は、165ヶ国の観光ツアーなども取り扱う、特にアクティビティに富んだオンライン旅行代理店です。その特徴から、インバウンド観光客をターゲットとするツアーをプロモーションとして効果的なプラットホームであり、日本国内でも多くの施設が登録されています。
オランダ発のオンライン旅行代理店「Booking.com」は、2010年代頃からのバケーションレンタルの登録の拡充を行っており、現在ではオンラインでホテルだけではなく、様々な形態の宿泊施設や体験・アクティビティの予約を代行しています。日本で登録されている宿泊施設の数は「楽天トラベル」「じゃらんnet」を除く国内の予約サイトを上回っており、2020年には外資系OTAの運営するウェブサイト・アプリでは最も多い約28,000軒の施設が登録されています。アメリカ発のオンライン旅行代理店「Expedia」が国内登録数約15,000軒であることと比べると、この登録数が並々ならないことがわかります。
この2つのOTAによる連携は、多くの国のインバウンド対策に影響を与えるでしょう。それは日本国内のインバウンドも同様であり、今後訪日外国人向けのサービスを展開することを試みるツアーでは、このようなOTAに登録されていることが前提となると考えられます。
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