タクシーはどうやってfliggyをインバウンドに活用すべきなのか?
Booking.comは、1996年にオランダのアムステルダムで創業したOTA(オンライントラベルエージェント)で、現在では世界最大のOTAとして事業を展開しています。 主なサービスとしては宿泊施設の予約を提供しており、2016年には日本の楽天トラベルと海外ホテル分野において業務提携を結び、それぞれの在庫を共有しています。
宿泊施設はビジネスホテル、リゾートホテル、旅館、民泊など多岐に渡り、その数は2019年時点で2,900万件を超えていることが特徴です。 掲載している国も世界227の国と地域と非常に多く、世界中の旅行需要をカバ―しているといえます。また各宿泊施設のページには口コミを投稿できる機能も備わっており、ユーザーが宿泊施設を選ぶ際に重要なポイントとして役立っています。
口コミ投稿件数に関しては、できるだけ正確な情報を掲載できるよう、実際に宿泊したユーザーから投稿された24か月以内の口コミが表示されるようになっていることも注目すべき点です。またユーザーから高い評価を得た宿泊施設には「Award of Excellence」を贈るなど、表彰制度も導入されています。本記事ではBooking.comの中でもタクシーの活用事例について紹介します。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >配車アプリ「Grab 」のBooking.com活用事例
タクシー配車サービスの「Grab」では、2018年よりBooking.comと業務提携し、Booking.comの宿泊施設予約アプリからGrabのタクシー配車サービスが利用できるようになりました。
Grabは2012年にマレーシアでサービスを開始したタクシー配車サービスで、マレーシアやタイなど8か国336都市でサービスを提供しおり、東南アジアにおけるタクシーアプリのシェアを占めています。2018年に開始したこのサービスは、シンガポールを皮切りに東南アジアを中心に各国に広がりました。
現地に住む人であればGrabのアプリを使ってたくさひーの配車を依頼できますが、これまで旅行客が利用するにはアプリをダウンロードしなければなりませんでした。しかし業務提携したことで、短期間の旅行でわざわざアプリをダウンロードしたり、登録したりする必要がなく、宿泊施設を予約したアプリでそのままタクシー配車サービスを利用できるようになります。
支払い方法も各国の通貨に対応しており、利便性も非常に高いといえます。
空港送迎&タクシーサービス「Rideways」のBooking.comの活用事例
さらに2018年には「KAYAK」と連携し、Booking.comで航空券、レンタカー、空港タクシーの予約を開始しました。
航空券の検索結果は「KAYAK」の、レンタカーは「Rentalcars.com」の、空港タクシーは「Rideways」の検索結果がそれぞれ表示されます。この中で空港タクシーを取り扱うRidewaysは、世界で空港と各都市を結ぶタクシー手配サービスを提供しています。
あらゆるユーザーのニーズに応えられるよう、予算に合わせて車種が選べるようになっていることが特徴です。宿泊施設とタクシーのっ役は同時にできず、タクシー専用のページからの予約が必要となるものの、連携することで同じサイトを利用しての予約ができるようになりました。
また事前にタクシーを予約することで、旅行者の不安を軽減できることもメリットです。海外旅行で空港から市街地までの移動手段として頻繁に利用されるタクシーですが、現地で流しのタクシーを拾うとぼったくりなどの犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
Booking.comで事前に予約することで、フライトの遅延にも対応してくれ、現地での追加料金も一切かからないため、到着後安心して市街地まで向かえます。
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