レストラン・カフェはどうやってfliggyをインバウンドに活用すべきなのか?
Fliggy(フリギー)とは、中国のIT大手アリババグループが展開するオンライン旅行サービスプラットフォームです。 中国国内外の航空券、鉄道チケット、宿泊施設、レストラン、レンタカー、パッケージツアー、地元アトラクションなど旅行に関する包括的な予約サービスを提供しており、60万軒以上の宿泊施設と8,000軒以上の観光施設、400社以上の航空・チケット販売代理店と提携しています。
Fliggyは2014年に前身のサービスが開始され、2016年に現在のFliggyに名称変更がなされました。 現在、利用者数は中国人約2.7億人にのぼり、訪日外国人旅行客数トップの中国人にとって非常に重要なツールであるといえます。 Fliggyは、レストランやカフェにおけるインバウンド対策にも活用できます。日本の飲食店は、ミシュランガイドをはじめ、世界的に高く評価されています。そのため、訪日外国人にとって食事はエンターテインメントの1つとして人気です。
そんな訪日外国人から期待をされている日本の食事ですが、レストラン・カフェはどうやってFliggyをインバウンドに活用すべきなのでしょうか? レストラン・カフェでFliggyを活用した事例を紹介いたします。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >日本料理専門店「人形町今半」のfliggy活用事例
すきやきで人気の老舗割烹「人形町今半」は、120年以上の歴史をもつ店舗です。 最高級の牛肉のみを使用して専用鍋でしあげるすきやきは絶品といわれています。また、訪日外国人にとっては純和風の建築や和室で食事をとれる点も人気となっているようです。人形町今半のように、日本らしい特徴をもった店舗は、コト消費トレンドの中でとくに注目されています。
人形町今半は、Fliggy、Taobaoの公式アカウントを通じてライブ配信サービスも提供しています。ライブ配信では、すきやきのおいしい食べ方、日本酒の飲み比べなどを紹介しており、訪日外国人のニーズを意識した配信内容も特徴的です。
人形町今半では、中国人がよく利用するプラットフォームを利用して、ライブ配信を通じてプロモーションにつなげています。 長い歴史をもつ老舗というだけでなく、最新のITを活用して幅広いユーザーにアプローチしている点が、人気店の集客を支えています。
すき焼き専門店「三島亭」のfliggy活用事例
京都市中京句のすきやき店「三嶋亭」は、古くから京都で人気の店舗です。 品質の高い牛肉を使用したすきやきはもちろん、行き届いたおもてなしも人気の理由です。
訪日外国人が求めているのは、おいしい食事だけではありません。日本のおもてなしも高く評価されており、外国人にとってスタッフのサービスも店舗選びのポイントです。 「三嶋亭」は、訪日外国人を集客するうえでFliggyに店舗情報を掲載しています。旅マエ・旅ナカの中国人旅行者は、Fliggyを利用して飲食店を探しているため、Fliggyに情報を掲載することは集客施策として有効です。
すきやきのように、日本でしか食べられない料理は、訪日旅行中の外国人にとって魅力的です。とくにモノ消費からコト消費にトレンドが変遷する中で、日本食は人気を増しています。 コト消費を軸に、日本ならではの体験というポイントから訴求できれば、インバウンド対策の成功につながるでしょう。
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