ビジネスホテル・リゾートホテルはどうやってfliggyをインバウンドに活用すべきなのか?
Fliggy(フリギー)とは、中国のIT大手アリババグループが展開するオンライン旅行サービスプラットフォームです。 中国国内外の航空券、鉄道チケット、宿泊施設、レストラン、レンタカー、パッケージツアー、地元アトラクションなど旅行に関する包括的な予約サービスを提供しており、60万軒以上の宿泊施設と8,000軒以上の観光施設、400社以上の航空・チケット販売代理店と提携しています。
Fliggyは2014年に前身のサービスが開始され、2016年に現在のFliggyに名称変更がなされました。 現在、利用者数は中国人約2.7億人にのぼり、訪日外国人旅行客数トップの中国人にとって非常に重要なツールであるといえます。 Fliggyは、ビジネスホテルやリゾートホテルにおけるインバウンド対策にも活用できます。ビジネスホテルは出張やショートステイを含む、さまざまなシーンで、リゾートホテルは訪日観光客を中心によく利用されています。宿泊施設は、インバウンド客にとって必須です。
ビジネスホテルやリゾートホテルは、どうやってFliggyをインバウンドに活用すべきなのでしょうか? ビジネスホテルやリゾートホテルでFliggyを活用した事例を紹介いたします。
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FlyZoo Hotel(菲住布渴)は、アリババグループが運営する宿泊施設です。アリババのテクノロジーを最大限に活用したFlyZoo Hotel(菲住布渴)は、杭州市に2018年にオープンしました。FlyZoo Hotelの特徴は、近未来型のサービス提供です。AIやIoTをはじめとする科学技術を各所に導入しており、チェックインからルームサービスに至るまで自動化されています。
FlyZoo Hotelは、近未来型のサービスを提供するうえでFliggyを活用しています。Fliggyもアリババグループによって運営されているサービスです。ユーザーはFliggy経由で宿泊施設の予約をとれるだけでなく、予約後にFlyZoo Hotelの公式アプリに顔写真を登録すると、当日のチェックインは顔認証のみで行われます。 さらに、顔認証システムはルームキーにも採用されています。従来のように鍵を持ち歩く必要はなく、持ち忘れや紛失の心配もありません。
宿泊施設の予約・販売管理システム「TL-リンカーン」のfliggy活用事例
2019年、シーナッツが運営する宿泊施設向け予約管理システム「TL-リンカーン」は、Fliggyとの連携を開始しました。TL-リンカーンは、リクルートホールディングスやJTBなどの大手企業も資本に入っている、国内最大手のサイトローラーです。
TL-リンカーンを利用すると、リアルエージェントとオンラインエージェントの予約情報を一元管理できます。キャンセルや販売停止の一括管理、ホテルシステムとの連携、アナリティクスなどの各種機能も充実しており、宿泊施設を運営するうえで非常に便利なシステムです。
これまでも国内ではるるぶトラベルやじゃらんnet、海外ではBooking.comやExpediaなどのあらゆる旅行予約サービスと連携していましたが、Fliggyとの連携開始により中国語圏を中心に、さらに幅広いサービスを提供できるようになっています。 アリババグループのサービスを利用するユーザー数は7億人以上ともいわれており、販路拡大や稼働率向上につながるでしょう。
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