レストラン・カフェはどうやってじゃらんをインバウンドに活用すべきなのか?
じゃらんはリクルートが提供している旅行予約サイトであり、各種宿泊施設のほかに航空券や新幹線、レンタカー、現地でのオプショナルツアーの予約も可能で、国内大手OTA(Online Travel Agency)の一角を占めます。
加盟宿泊施設数は2019年時点で28,853軒とされており、国内OTAの中ではトップレベルの加盟数です。 ユーザーは宿泊先と移動手段、現地でのアクティビティを自分の好みに合わせて組みかえることができ、柔軟で自由な旅程を立てられる予約サイトです。 このようなダイナミックパッケージの販売で多様化した旅行ニーズに対応しています。
利用したユーザーはじゃらんのサイトに宿泊施設やプランの点数と口コミを投稿することができ、ほかのユーザーが宿泊施設などを選ぶ時の参考となる情報が掲載されています。 英語、簡体字と繁体字の中国語、タイ語、韓国語、マレー語、インドネシア語などに対応しており、国外からの予約にも対応しておりインバウンド需要の獲得にもつながる旅行サイトです。
本記事ではレストランやカフェがじゃらんを活用してインバウンド需要を獲得している実例を紹介します。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >沖縄地料理店「あんがま」のじゃらん活用事例
沖縄県那覇市の国際通りに位置する「あんがま」は沖縄の地料理を提供するレストランです。 この店舗では3階の宴会場で毎日島唄のライブ演奏が行われており、沖縄の地料理とともに沖縄の伝統音楽を楽しむことができます。
「あんがま」はこのライブ演奏と沖縄地料理のコースをセットにしてじゃらんで販売しています。 じゃらんは多言語に対応しているため、この店舗の場合英語と中国語、韓国語でプラン内容を紹介しています。
料金は日本円で設定されており島唄のライブ演奏の鑑賞料と料理代が含まれたじゃらん特別価格で提供されています。 外国人観光客でも安心してプランを選択できるように、アクティビティの内容や料金、含まれているサービス、集合場所などが細かく記されています。
新型コロナウイルス感染症の拡大が収まり、インバウンドが日本を訪れるようになったときに、インバウンド需要を確実に取り込んでいくためにも、じゃらんを活用した多言語でのプラン販売など挑戦する必要があります。
神戸ホテルフルーツ・フラワーのレストラン「カトレア」のじゃらん活用事例
兵庫県神戸市に位置する「神戸ホテルフルーツフラワー」は道の駅の中にある珍しいホテルで、ホテルの外観はオランダの国立美術館を模した西洋風の建物です。 露天風呂をはじめとしてバーベキュー場やプール、遊園地などのアクティビティ施設を併設したホテルです。
この神戸ホテルフルーツフラワーでも、じゃらんの外国語版に独自のプランを設定して販売しています。 ホテル内にあるレストラン「カトレア」のビュッフェ形式で楽しめるランチメニューをインバウンドに対しても積極的にうりだしています。 ランチには和洋中のさまざま料理が含まれ、ビュッフェの内容やドリンクバーの有無までこと細かく英語など記載しています。
現在は下火となっている訪日外国人観光客の客足ですが、ワクチン接種の拡大で徐々に客足が戻っていくことが期待されています。 再び多くのインバウンドが日本を訪れるようになったとき、「神戸ホテルフルーツフラワー」のようにじゃらんの外国語版を活用していくことが重要です。
じゃらんはインバウンドに対しても多言語表示でレストランやカフェのメニューやプランを紹介できるという点で、今後インバウンド需要を確保するうえで欠かせないツールといえるでしょう。
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