テーマパーク・観光施設はどうやってじゃらんをインバウンドに活用すべきなのか?
じゃらんは、リクルートが運営するOTA(オンライントラベルエージェント)です。 2000年11月にオープンしたサイトでは宿泊予約をはじめ、バスのチケット、国内海外航空券、国内ダイナミックパッケージと幅広い商品を取り扱っていることが特徴です。
元々同名の旅行雑誌が発売されており、雑誌内で紹介されていた内容や全国各地の観光スポット、イベントについての情報も掲載しており、旅行の計画と予約がひとつのサイトで完結します。
2021年2月に発表された観光関連サイトの閲覧者数では、ほかの旅行関連サイトを押さえ2年連続1位になっています。またじゃらんではポイントシステムほのかにクーポンシステムも導入しており、ユーザーの旅行促進を図っていることも注目すべき点です。
さらに口コミシステムも導入しているため、宿泊施設を探しているユーザーは実際に宿泊した人の声を参考にして宿泊施設を選べます。 本記事ではじゃらんに掲載されている情報の中でもテーマパークに関する事例を紹介します。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >観光施設「森本能舞台」のじゃらん活用事例
「森本能舞台」は福岡県福岡市にある能舞台です。 2020年に55周年を迎えた能舞台で、収容人数230人のこの舞台は、能や狂言の公演が開催されるのみならず、日本舞踊や落語、結婚式などあらゆる目的で利用できる場所であることが特徴です。
森本能舞台では能の体験を観光客へのアクティビティとして提供しています。
じゃらんにアクティビティについて掲載されており、価格は3,000円、体験時間は2時間弱と気軽に楽しめる価格、時間設定になっていることが特徴です。代表の森本さんは無形文化財に認定されており、ご本人から能についての話を聞けることもこの体験の魅力です。
体験内容は、森本さんによる能についての話、「能楽」の観覧、実際に能を体験することで構成されており、体験は実際に能が演じられる舞台で開催されるため、よりリアルな能体験をできます。
また体験について掲載されているサイトは、英語で掲載されており訪日外国人観光客にも気軽に体験してもらえるように工夫されています。
兵庫県姫路市「太陽公園」のじゃらん活用事例
2つ目の事例として紹介するのは、兵庫県姫路市にある「太陽公園」です。
太陽公園は、石で建てられた世界でも有名な建造物や世界遺産がミニチュアになって展示されているスポットです。展示されているのは万里の長城や凱旋門、モアイ像、ピラミッドなど誰もが知っている建造物です。中でも歴史の教科書にも載っている秦始皇帝兵馬俑坑は、1,000体もの兵馬俑を当時作成された方法と同じ方法で中国で作成し、公園まで運んでおり見どころのひとつになっています。
施設の情報が掲載されているページには施設の住所、特徴だけでなく写真が多く掲載されており、訪れた時のイメージがしやすいよう工夫されています。 またじゃらんの特徴は実際に訪れたユーザーの旅行記が閲覧できる点です。体験記には体験のないようが文章で書かれているほか、ユーザー自身が撮影した写真や、誰と行ったのか、訪れた時期などが記載されており、この場所の訪問を考えているユーザーがこれらの投稿を参考に旅程を決められます。
さらにこのページを見て行きたいと思ったら、そのままじゃらんからチケットの予約ができるため、見込み顧客の取り込みに期待できます。
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