ビジネスホテル・リゾートホテルはどうやってVrboをインバウンドに活用すべきなのか?
Vrboは世界190カ国、200万件以上のさまざまな物件を取り扱うバケーションレンタルサイトで、特にその創業の地であるアメリカでは非常に高い知名度を持っています。バケーションレンタルとはコンドミニアムや別荘をオーナーが使用しない期間に第三者に貸し出すサービスのことで、日本で言う民泊と共通しています。
創業は1995年と早く、同じく民泊事業で知られるAirbnbよりもかなり前に個人所有のコンドミニアムや住宅などのレンタルサービスを行ってきました。日本ではハワイ旅行などで利用するユーザーに人気です。
2006年に一棟貸し宿泊事業を展開するホームアウェイに買収され、その後2015年にはエクスペディア・グループの傘下に加わりました。現在、エクスペディア・グループ内の民泊事業のブランドはVrboに統一されています。
Vrboに登録できるのは民間の別荘などの物件だけでなく、ゲストハウスやホテルなどが登録されているケースがあります。日本からも多くのビジネスホテルやリゾートホテルが登録を行なっています。
この記事では日本のホテルがVrboに登録されている活用事例を紹介します。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >京都にあるブティックホテル「Enzo Kyoto Gojo 403」のVrbo活用事例
京都府京都市にある「Enzo Kyoto Gojo 403」は、京都の中心地に位置するブティックホテルです。ホテル内は清潔に保たれており。、部屋も広いため外国人でも安心して利用することができるホテルです。
付近には二条城や八坂神社、平安神宮、清水寺などの歴史的建造物や、京都水族館や京都タワーなどの京都の有名スポットが多数あり、外国人観光客にとっては絶好の場所であると言えます。京都駅からは電車で15分ほどで、徒歩移動も可能な距離というアクセスの良さも、観光の時間を無駄にしたくない観光客にとっては利用しやすい条件であると言えます。
このEnzo Kyoto Gojo 403はVrboにホテル情報を掲載しています。Vrboのページからはホテルの外観や室内の写真、宿泊条件や設備などの詳細データが確認できます。また、ここから空室チェックや予約まで行うことができます。
サイトは英語など10カ国以上に対応しており、日本語がわからないユーザーでもスムーズに検索や予約が行えるようになっています。
東京都「ホテルタビノス」のVrbo活用事例
ホテル タビノスは世界をアクティブに旅する外国人観光客に向けたトラベルハブホテルで、東京都の浜松町と浅草、および京都府に店舗を展開しています。
空間デザインは漫画をモチーフにしており、宿泊しながら日本らしいユニークなデザインが楽しめる特徴です。そのほかにもAIを利用したコンシェルジュサービスや、オートチェックインやチェックアウトが可能な機器を導入するなど、カルチャーとテクノロジーを融合させたコンセプトによって外国人観光客にアピールしています。
このタビノスのVrboページはホテル内の紹介写真に力を入れており、前述したようなユニークなホテル内のデザインや利用できる設備をわかりやすく示した写真などが42枚(2021年10月時点)掲載されています。ホテルの設備状況がわかるだけでなく、アピールポイントである空間コンセプトがわかるようになっていることは大きな強みにつながるといえます。
また昨今重要な点となっている、新型コロナウイルス対策に関しても写真で紹介されています。
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