民泊はどうやってVrboをインバウンドに活用すべきなのか?
Vrboはバケーションレンタルサービスという業態で主に民泊のオンライン予約を行っているプラットフォームです。
バケーションレンタルは所有者が使っていない期間中にコンドミニアムや別荘を貸し出すこと指しており、厳密には民泊とは異なりますが、日本では民泊として扱われています。 民泊のオンライン予約サイトとしてはAirbnbなどが有名ですが、Vrboは1995年にアメリカで創業した歴史の長い企業が作ったブランドです。
2006年に同じく民泊オンライン予約サービスを提供していたHomeAwayに買収されてその傘下となりましたが、そのHomeAwayが2015年にExpediaに買収されたため、現在はExpedia傘下の民泊ブランドとなっています。 2019年にはVrboを買収したHomeAwayとのブランド統一がExpediaより発表され、Expediaの民泊オンライン予約サービスはVrboに一本化されました。
日本ではコンドミニアムや別荘だけでなく、一軒家の一棟貸しなども行っており、多種多様な選択肢から最適な民泊施設を選ぶことができます。
本記事では日本でVrboを利用して貸し出され散る民泊施設について紹介します。
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Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >民泊「カモンイン 相深」のVrbo活用事例
「Kamon Inn」は京都府京都市のフロア貸しを行っている民泊施設です。
詳細な位置は予約完了後に伝えられると書いてありますが、京都でも有名な伏見稲荷大社から徒歩で10分程度という好立地です。
見た目は戸建て住宅のように見えますが、1階と2階が完全に分離されており、それぞれ別に貸し出されています。 1階は同時に3名が、2階は5名が宿泊定員となっており、同行者の人数によって借りる階を使い分けられそうです。 室内にはキッチンとユニットバス、洗濯機が完備されています。
これらの情報はすべてVrboの「Kamon Inn」のページから見ることができます。 室内やユニットバス、キッチンの写真も掲載されており、日本式住居に慣れていない外国人観光客でも施設の様子を理解しやすくなっています。
日本語はもちろんのこと英語やイタリア語やスペイン語などのヨーロッパ諸国の言語に対応しており、欧米圏からの外国人観光客獲得に役立ちます。 Vrboはオンラインで予約に関する一切のことが完結するため、日本語に不慣れなインバウンド客でも検索から予約、決済までを一貫してスムーズに行えます。
民泊新法執行に伴う「バケーションレンタルの日」のVrbo活用事例
日本では2018年の6月15日に住宅宿泊事業法、通称「民泊新法」が施行され正式に民泊が解禁されました。
これまでの民泊は法制度が整っておらず、適正な規制や安全面・衛生面での基準などもなかったため、行政による管理がなされていない状況でした。 民泊施設から発生する騒音やごみの不法投棄などの問題が深刻化し、社会的なイメージが悪化する中、国土交通省と官公庁が主体となって健全な民泊サービス普及させるために法律が新設されました。
また、東京オリンピックを2年後に控えた時期の施行となり、2020年のオリンピックに伴い大量に発生するであろう宿泊需要に対応することや、年々増加する訪日外国人観光客の多様化するニーズに対応していくことが大きな目的とされていました。 Vrboを買収したHomeAwayは、この民泊新法の施行によって日本国内の民泊事業がさらに発展することを期待し、「バケーションレンタルの日」を制定しました。
HomeAwayは2018年時点で月間4,000万回以上の閲覧数があり、この豊富なユーザーを日本国内へと誘導することでさらなるインバウンド消費の拡大、地域活性化に貢献していく方針を示していました。
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