体験・アクティビティはどうやってYahoo!トラベルをインバウンドに活用すべきなのか?
Yahoo!トラベルは、大手ポータルサイトを運営しているYahoo!が運営するOTA(オンライントラベルエージェント)です。
宿泊施設の予約だけでなく、宿泊施設と航空券、JR券がセットになったプランも取り扱っているのみならず、プランやクーポンが豊富で、時期に応じてお得に泊まれるプランやクーポンを多く提供しています。さらにFamilyMartやTSUTAYAなど、生活のさまざまな場面で利用できる「Tポイント」にも参画しており、Yahoo!トラベルを経由して宿泊施設を利用した場合にTポイントが貯まることもユーザーにとっての魅力のひとつといえます。
このようにユーザーのメリットが多いことから、2020年スマートフォンからの閲覧者が1,300万人、パソコンからの閲覧者が1,500万人と国内OTAの中で5位という多くの閲覧者がいることも特徴です。そのため情報を掲載することで、宿泊施設の認知度の向上や新規顧客や見込み顧客の獲得につながります。本記事では、Yahoo!トラベルに情報を掲載している体験やアクティビティの事例について紹介します。
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Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >旅行の口コミサイト「フォートラベル」のYahoo!トラベル活用事例
「フォートラベル」は、価格.comを運営する「カカクコム」の子会社である「フォートラベル株式会社」が運営する旅の口コミサイトです。サイトからは宿泊施設や航空券、ツアー、レンタカーなど、旅行に関するサービスの検索、予約ができるほか、世界1万2,000もの国と地域の観光スポットを紹介する「旅行記」と呼ばれるページが閲覧できます。
フォートラベルには、2019年時点で100万人以上の会員がおり、これらの旅行記はユーザーが実際に体験した情報が投稿されています。これまでに投稿された旅行記は130万件以上に上り多くのユーザーが利用していることが特徴です。また人気都市ガイドとして、旅行先として人気のある場所の中でも人気の観光スポットをまとめたページを閲覧できます。
2007年8月には、フォートラベル株式会社とYahoo!が業務提携しました。業務提携によりフォートラベルはYahoo!JAPANの広告ネットワークに参入し、さらなる顧客の取り込みが見込めるようになりました。
一方Yahoo!トラベルでは、フォートラベルの持つユーザーの投稿によるコンテンツを活用したサービスのノウハウを活用しています。このノウハウを既存のコンテンツと組み合わせることで総合旅行サイトとしてより幅広いサービスを提供できるようになりました。
レジャー・体験予約サイト「アソビュー株式会社」のYahoo!トラベル活用事例
「asoview!」はアソビュー株式会社が提供する体験やアクティビティをオンラインで検索、予約できるサービスです。水族館などの観光施設の予約のほか、体験サービスの予約もでき、さらに実際に体験した人のレビューも掲載されており、予約時に口コミを参考にしてサービスを選べることが特徴です。
2021年3月現在、468種類のジャンルにわたり2万1,812件ものレジャーが掲載されています。アソビューを通じて予約することでWeb上で予約、決済が完了するのみならず、予約時に使える豊富なクーポンでお得に観光施設やアクティビティの予約ができます。 ヤフー株式会社は2015年8月に、当時着地型観光に焦点が当てられ始めたことを受け、アソビュー株式会社と提携を開始しました。
提携することによってYahoo!トラベル内で「遊び・レジャー体験予約」ができるようにり、これにより宿泊予約や航空券予約と併せて、Yahoo!トラベル内で包括的に旅行予約ができるようになりました。なおYahoo!トラベルにおける本サービスは、2021年8月31日でサービスを終了しています。
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