民泊はどうやってデータをインバウンドに活用すべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、民泊がデータをインバウンド集客で活用する事例が増加しています。データ活用における民泊のプロモーションの成功事例では、インバウンドに関連するデータを、収集し解析することで効果的なインバウンド対策を実施できているようです。
このページでは、民泊のデータのインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- 民泊×データ活用事例その①:民泊データ分析の「BnB Insight」、定額レポート無制限ダウンロードサービスを開始
- 民泊×データ活用事例その②:メタップス、民泊事業参入を支援 〜国内3万件超の民泊物件データを活用したデータ解析サービスを開始
- 民泊×データ活用事例その③:世界最大級の民泊データ分析サービス「AirDNA」が日本上陸
民泊のインバウンド対策やインバウンド集客では、データ活用をすることで効率的かつ効果的に施策を行えます。どこの国からのインバウンドが多いのか、消費額が多いのは国籍・年代含めどんな人なのかということは、対策を講じたりターゲットをしぼったりする上で非常に重要です。そして、それはイメージや体感ではわかりません。なんとなく中国人が多いかな、と思っていたら実は最も多いのは韓国人だった、ということもあるでしょう。正しいデータ活用をすることで、最も注力すべきはどこなのかということがわかってきます。体感ではかるよりも正確に、そして効率的に施策を行えます。
ここでは、民泊という業界・業種におけるデータ活用のプロモーション事例を紹介していきます。
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「インバウンドコンサル」の資料を無料でダウンロードする「インバウンドデータ」の資料を無料でダウンロードする「調査・リサーチ」の資料を無料でダウンロードする民泊データ分析の「BnB Insight」、定額レポート無制限ダウンロードサービスを開始
Airbnb・民泊データ分析サービス「BnB Insight」は2月1日、新たに毎月定額で民泊データ分析レポートを自由に作成・ダウンロードできるサービス「BnB Insight Pro」の提供を開始しました。BnB Insightは、ビッグデータソリューションを手がける株式会社ゴーリスト、ウェブメディア運営を手がけるハーチ株式会社、インバウンド・民泊事業を手がける株式会社オックスコンサルティングの3社が共同開発したAirbnb・民泊データ分析サービスです。
Airbnbの掲載物件データを独自の技術で収集・分析し、民泊物件運用や戦略立案、民泊事業参入に向けた市場リサーチに役立つデータとして提供しています。2016年3月のサービス開始以降、民泊ホストおよび民泊関連事業者をはじめ、大手不動産会社、大手ホテル・旅館チェーン、大手金融機関、戦略コンサルティング会社、新聞社、地方自治体など多くのシーンで活用されています。2017年は民泊新法の制定を見越した大手企業による民泊事業への参入が相次ぎ、民泊市場のさらなる拡大が見込まれています。市場拡大に伴い、民泊不動産投資・民泊事業投資の判断や民泊関連金融商品の開発に必要となる正確なデータに対するニーズはさらに高まるものと考え、定額レポート無制限ダウンロードサービス開始に至ったとのこと。
メタップス、民泊事業参入を支援 〜国内3万件超の民泊物件データを活用したデータ解析サービスを開始
株式会社メタップスとグループ会社である賃貸不動産専門決済会社の株式会社HUBeesは、国内3万件以上の民泊物件データを保有しているジェイピーモバイル株式会社と連携し、民泊物件の収益予測や不動産投資戦略に活用するデータ解析サービスの販売を開始しています。民泊事業は世界的に注目を集めており、民泊事業者大手のAirbnb (エアビーアンドビー)が世界191カ国/200万件以上の物件を掲載し、急成長を遂げているように民泊市場は需要供給共に拡大を続けています。また日本国内においては、訪日外国人が2015年には過去最大の約2,000万人となり、日本政府として2020年の東京オリンピックに向けて4,000万人訪日、8兆円消費という新たな訪日外国人の目標値が示されました。現在、宿泊施設の不足懸念や東京都大田区が2016年1月に民泊条例を施行するなど、行政主導による規制緩和の動きも始まり、企業による民泊事業参入に注目が集まっています。
このような背景を受け、行政だけでなくホテル・不動産事業者なども空室を活用した民泊事業への参入を検討。メタップスとハビーズでは、これまで培ってきたビッグデータ解析技術と賃貸不動産決済での経験を活かし、ジェイピーモバイルの持つ国内3万件以上の民泊データの解析結果をもとに、民泊事業への参入・投資を検討している企業に対し、データ解析サービスの販売を開始。民泊事業への参入・投資を検討している企業は、このデータ解析サービスにより、検討地域の稼働・賃料などの運営状況が一目で把握することできるため、正確な収益予測に基づいた価格戦略構築、不動産投資戦略立案が可能となり、
<リスクを最小限に抑えることに役立られます>。また、不動産物件のバリュエーションなどに必要な情報を解析し提供することで、民泊事業の活性化を目指す方針です。世界最大級の民泊データ分析サービス「AirDNA」が日本上陸
ジェイピーモバイル株式会社は、民泊データ配信世界最大級の民泊データ分析サービスを展開する「AirDNA(エアーディー・エヌ・エー)」と日本国内におけるデータ提供サービスにおいて独占契約を締結し、「エアーディー・エヌ・エージャパン」を開始することを発表。「エアーディー・エヌ・エー」はカリフォルニア・サンタモニカで創業し、世界4,250都市、200万件を超えるAirbnbの物件を毎日クローリング(収集)しデータベース化している世界最大級の民泊データ分析サービス。すでに日本国内でも民泊データ収集を手がけるサービスが相次いで登場していますが、「エアーディー・エヌ・エー」は、単純なクローリング手法ではなく、独自アルゴリズムの活用、及び人工知能を使ったデータ分析手法を駆使することで、正確なデータに基づいた分析ができる点が魅力。
また、データの取得には単純なクローリング手法ではなく、AirDNAが開発した独自アルゴリズムの活用、及び人工知能を使ったデータ分析手法を駆使することで、予約確定日(ブック)と、予約を受け付けていない日(ブロック)を見分け、正確なデータに基づいた空室率、収益力の分析に役立てることができます。これにより、民泊ホストは正確な実績データに基づく収益力の分析を行えます。日本においては、2016年4月13日より東京都・大阪府のデータを公開され、5月中旬から日本全国に対応しています。民泊専門メディア「Airstair」も「エアーディー・エヌ・エージャパン」のパートナーとして民泊ホスト向けの情報提供に力を入れる方針です。