民泊はどうやってインフルエンサーをインバウンドに活用すべきなのか？
インバウンド市場が盛り上がる中で、民泊がインフルエンサーをインバウンド集客で活用する事例が増加しています。インフルエンサーを用いた民泊のプロモーションの成功事例では、インバウンドに関連するデータを、収集し解析することで効果的なインバウンド対策を実施できているようです。
このページでは、民泊のインフルエンサーのインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- 民泊×インフルエンサー事例その①：カナダの人気YouTuberが秋田での民泊を紹介、世界が「おかあさん」の温かさに感動(前半)
- 民泊×インフルエンサー事例その②：カナダの人気YouTuberが秋田での民泊を紹介、世界が「おかあさん」の温かさに感動(後半)
- 民泊×インフルエンサー事例その③：イギリスのYouTuberが日本でのホームステイを紹介、人見知りしない兄弟に驚きの声
インフルエンサーを活用した民泊のインバウンド対策やインバウンド集客のメリットは、ターゲットとする客層に効率的にプロモーションできることや、顧客に見てもらいやすいということです。PRを行いたい客層に人気のあるインフルエンサーを起用すれば、そこに焦点をあててプロモーションを行えます。また、広告があふれる現代において企業からのPRや情報発信をよく思わない顧客も多くいますが、顧客にとって親近感のあるインフルエンサーが紹介することで、嫌悪感を抱かせることなくPRできます。
ここでは、民泊という業界・業種におけるインフルエンサーを活用したプロモーションの事例を紹介していきます。
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![MY JAPANESE HOMESTAY EXPERIENCE [Pt. 1]](https://static.honichi.com/assets/cases/measures/influencers/influencersxminpaku/pic1-141c4eed20a63b9d6b127bd0ebf49aa15633522aa9583ac5ff36093615a53cd9.png?ixlib=rails-2.1.4&auto=format)
MY JAPANESE HOMESTAY EXPERIENCE [Pt. 1]
カナダ出身の人気YouTuber・Sharla(シャーラ)は、Sharla in JapanというYouTube公式チャンネルを運営しています。2016年11月、シャーラは秋田県で行った民泊の様子を公開しました。
シャーラが民泊をしたのは秋田県仙北市の農家・川井さん宅です。最初に行ったのは農業体験で、なつめや柿などの果物を収穫したり、川井さんの畑で農作業を体験したりしました。
農業体験が終わると、夕食の準備にとりかかりました。この日のメインは秋田の郷土料理「だまこ鍋」です。「だまこ」とは米をすりつぶして小さく丸めたもののことをいいます。シャーラは川井さんに教わりながら、まずあきたこまちの新米を炊いてから棒ですりつぶし、小さく丸めます。そしてその丸めた米を、鶏ガラベースのスープに入れます。具は一般的にはセリや鶏肉、マイタケ、ゴボウなどを使うようですが、にんじん、しらたき、えのき、油揚げなどを入れていました。
他にも大根を燻製乾燥させた秋田名物の漬物・いぶりがっこを切ったり、こちらも秋田名物のきりたんぽをつくったりしました。
シャーラの民泊の様子を紹介しているこの動画は前半と後半に分かれており、前半は夕食を食べるところで終了です。
シャーラが動画内で「おかあさん」と呼ぶ川井さんは年配の女性の方ですが、コメント欄には川井さんのフレンドリーさや温かさに感動するコメントがいくつも見られました。この動画の公開を機に、東北へのインバウンドが増えることが期待されます。
カナダの人気YouTuberが秋田での民泊を紹介、世界が「おかあさん」の温かさに感動(後半)
![MY JAPANESE HOMESTAY EXPERIENCE [Pt. 2] YouTubeより](https://static.honichi.com/assets/cases/measures/influencers/influencersxminpaku/pic2-5bf783372907332707b9a36d99575590d0edcec80a238985cbc9390bdf1b8460.png?ixlib=rails-2.1.4&auto=format)
MY JAPANESE HOMESTAY EXPERIENCE [Pt. 2] YouTubeより
カナダ出身の人気YouTuber・Sharla(シャーラ)は、秋田県での民泊の様子を紹介した動画の後半を同じく2017年11月に公開しました。
後半は民泊の2日目です。2日目は、朝食をとったあと干し柿づくりを行いました。まず、収穫した柿のヘタと茎だけを残して皮をすべてむきます。その後残しておいた茎の部分にひもを結びつけ、4つずつつなげます。すべてひもを結び付けたら、竿につるして終了です。
そのあとは、川井さんから秋田の方言をいくつか教えてもらったということです。秋田以外では使われていない日本語を知り、シャーラはとても興味深かったと言っています。
そして2日間にわたる民泊は終了です。動画の後半3分間を使って、シャーラは今回の体験について感想を語りました。シャーラは、「川井さん家族はとても温かく、民泊はすばらしい体験でした。旅の思い出を忘れないものにしてくれるのは、いつも現地の人や家族とのふれあいなの。今回も忘れられない体験になったわ。」と語っています。
訪日旅行ではまだポピュラーではない民泊ですが、シャーラのような人気のYouTuberが紹介することで、訪日外国人の民泊へのハードルが下がることが期待されます。
イギリスのYouTuberが日本でのホームステイを紹介、人見知りしない兄弟に驚きの声
A Day with My Host Family | Euodias YouTubeより
イギリスのYouTuber・Yo-Chan(ヨーちゃん)は、「Euodias」というYouTube公式チャンネルを運営しています。ヨーちゃんは、2016年4月に日本でホームステイをしたときの様子を紹介しました。
ヨーちゃんはイギリス・ロンドンに住む人気YouTuberで、2016年3月から2017年2月の間、交換留学生として日本に滞在していました。留学中、日本の高校の様子を紹介した動画を投稿し、話題になりました。
ヨーちゃんが投稿した2016年4月の動画「Japan Exchange: A Day with My Host Family」では、ホストファミリーを紹介しています。ホストファミリーには男の子が2人いて、ヨーちゃんを少し雑に扱いながらも仲良くしてくれているようです。その日は一緒に夕飯を食べたり、寝る前には一緒にDVDを見たりしたということです。
コメント欄には、全く人見知りをせずヨーちゃんをお客さん扱いしない兄弟2人に驚く声が多く寄せられました。
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