食品・お菓子メーカーはどうやってインバウンドにおいてアリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応などの決済対応に取り組むべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、食品・お菓子メーカーがアリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応をすることでインバウンド集客する事例が増えています。アリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応を行った食品・お菓子メーカーの成功事例では、取り込む層を大幅に増やすことができています。
このページでは、食品・お菓子メーカーのインバウンド対策やインバウンド集客におけるアリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応について、次の3つの事例を取り上げます。
- 食品・お菓子メーカー×アリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応事例その①:イオンリテール株式会社は「アリペイ」「WeChat Pay」「中国銀聯カード」の決済方法を網羅
- 食品・お菓子メーカー×アリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応事例その②:全館約1,500ショップ「atre」でアリペイの決済を開始
- 食品・お菓子メーカー×アリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応事例その③:イオンモール福岡ルクル(福岡県)・イオンモールりんくう泉南(大阪府):中国銀聯の決済サービスを全館に導入
食品・お菓子メーカーのアリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応によるインバウンド対策やインバウンド集客には、顧客層を広げられるというメリットがあります。例えばアリペイ・ウィーチャットペイを日常的に利用している訪日中国人であれば、アリペイ・ウィーチャットペイに対応しているなら買い物しよう、という考えになることもあるでしょう。逆にいえば、アリペイ・ウィーチャットペイに対応しているところが増えてきた現在では、日本円でしか買い物できないとなると中国人客の取り込みという点では不利になってしまいます。クレジットカードも同様です。海外では日本よりもキャッシュレス化が進んでおり、現金を持ち歩かないという人も多くいます。そのような人を顧客として取り込むためにも、クレジットカード対応は重要です。
ここでは、食品・お菓子メーカーという業界・業種におけるアリペイ・ウィーチャットペイ・クレカ対応によるインバウンド対策事例を紹介していきます。
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「インバウンド研修」の資料を無料でダウンロードする「決済対応」の資料を無料でダウンロードする「多言語接客支援ツール」の資料を無料でダウンロードするイオンリテール株式会社は「アリペイ」「WeChat Pay」「中国銀聯カード」の決済方法を網羅
イオンリテール株式会社は、2017年12月12日より中国のモバイル決済サービス「Alipay」を本州の「イオン」「イオンスタイル」9店舗に先行導入し、これを皮切りに全国の店舗で展開すると発表しました。
これにより本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」では、「Alipay」と同年10月に先行導入した「WeChat Pay」の2つのモバイル決済サービスを利用できるようになっています。 近年、訪日中国人が増えており、昨年は2015年比で約28%増加し過去最高の約637万人が訪日しています。2017年5月には訪日中国人向けのビザが緩和されたほか、免税手続きの簡素化も検討するなど、今後も訪日中国人の増加や消費拡大が見込まれます。
また、日本銀行のレポートによると、店頭でモバイル決済を利用する方は日本では約6%であるのに対し、中国では約98%の人が「3カ月以内に使用した」と回答するほど定着しています。 イオンリテールでは、2008年に免税サービス、2010年に中国銀聯カードを導入するなど、訪日外国人の買い物サポートに取り組んでいます。今回の導入により、今後もさらなる利便性向上と快適なお買い物環境の提供を目指していく模様。
全館約1,500ショップ「atre」でアリペイの決済を開始
イオンリテール株式会社は「アリペイ」「WeChat Pay」「中国銀聯カード」の決済方法を網羅
株式会社リクルートライフスタイルが運営する訪日外国人を呼び込む決済サービス『モバイル決済 for Airレジ』は、株式会社アトレが運営するショッピングセンター「atre(アトレ)」全館約1,500ショップに、2017年11月21日(火)より順次導入されることを発表しました。これにより、中国最大手のモバイル決済アプリ「アリペイ」がでの決済が可能になります。
株式会社アトレは、今後増え続けると想定されている訪日中国人のお客様サービス向上のため、2017年11月21日(火)より順次アトレ全館に『モバイル決済 for Airレジ』を導入し、「支付宝(アリペイ)」決済に対応することを決定。アトレ上野店・アトレ秋葉原店を皮切りに、アトレ全館の約1,500ショップに導入予定とのこと。
イオンモール福岡ルクル(福岡県)・イオンモールりんくう泉南(大阪府):中国銀聯の決済サービスを全館に導入
イオンモール株式会社は、三井住友カード株式会社との提携により、運営するイオンモール福岡ルクル、イオンモールりんくう泉南の2つのショッピングモールにおいて、中国銀聯の決済サービスを全館導入することを発表しました。 イオンモール福岡ルクルでは、昨今増加傾向にある福岡国際空港及び博多港利用の訪日中国人へのサービス拡充を目的に、中国銀聯を全館的で利用できる決済サービスを開始。 また、合わせてイオンモールりんくう泉南では、主として関西国際空港を利用される訪日中国人へのサービスとして、中国銀聯の決済サービスを一部テナントに導入して今したが、取扱い店舗数を大幅に拡張することを決定。
福岡国際空港・博多港に近接するイオンモール福岡ルクル、及び関西国際空港に近接するイオンモールりんくう泉南は、そのロケーションから各国の訪日外国人の利用者が多く、日本を訪れる中国人が増加傾向にあることを受け、中国語フロアガイドを設置するなどインバウンド対策に力を入れていました。