バスはどうやってWEB・メディアをインバウンドに活用すべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、バスがWEB・メディアによってインバウンドで成功する事例が増加しています。このページでは、バスのWEB・メディアのインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- バス×WEB・メディア事例その①:アルピコ交通はWEB上でバスが予約できるように多言語対応
- まず1つ目はアルピコ交通のWEBを活用した事例です。アルピコ交通では羽田空港から白馬までのバス路線を運行しており、白馬でスキーを楽しむ訪日外国人に利用されています。そのため、アルピコ交通ではインバウンド対策には力を入れています。
- バス×WEB・メディア事例その②:京阪グループは、グループのバス情報を1つのサイトで発信
- 2つ目が京阪京都交通のWEBサイトを活用したインバウンド対策の事例です。京阪グループは大阪、京都、滋賀までつなぐ電車、京都市内を回るバスなどの京都観光をする際には欠かせない交通手段となっています。
- バス×WEB・メディア事例その③: WEBを活用し、多言語で情報発信「ジェイアールバス関東」
- 3つ目はジェイアールバス関東のWEBを活用した事例です。東京から関東や中部、関西と移動を手助けしてくれるジェイアールバス関東。訪日外国人は移動距離が多いことからジェイアールバス関東のバスを利用される方が多いそうです。
近年プロモーションの方法としてWEB・メディアがポピュラーになってきています。WEB・メディアによるインバウンド対策やインバウンド集客のメリットとしては、多くの情報を伝えながらも、顧客のイメージに残りやすいということがあります。伝えたい情報を写真や画像などよりも一度に多く発信できるためその分それぞれのバスの色がはっきりと出やすく、工夫を凝らしたWEB・メディアが求められています。
ここでは、バスという業界・業種におけるWEB・メディアの各社の事例を元にして、効果的なWEB・メディアを活用したインバウンド対策やインバウンド集客のケーススタディーをしてみます。それでは見ていきましょう。
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長野県はスキーリゾートなどの観光資源が豊富なことから、全体的にインバウンド誘致は比較的進んでいる県です。さらに、米メディアCNN travelでは「2018年に訪れるべき18の場所」の1つとして日本から唯一「長野県」を選定しています。他にも映画「君の名は。」の聖地にもなっており、世界各国から長野県は注目されています。
そんな長野県と東京をつなぐバスを運営しているアルピコ交通。羽田〜白馬行きのバスはWi-Fi対応や通訳用タブレットを導入するなどインバウンド対策に力を入れています。
アルピコ交通のWEBサイトを見てみると英語、中国語、タイ語対応をしています。さらに「羽田〜白馬」間のバスの予約をWEB上でできるように設計されています。
その他にも、WEBサイト上ではアルピコ交通を活用して、移動できる行き際を伝えたり、長野県の魅力を伝える動画をWEBサイト上に載せたりしています。また、アルピコ交通のグループの中にはホテルを運営している所もあり、ホテルの予約ができるような動線がWEBサイト上にはあります。
バスを起点にして、いろいろな取組にWEBサイト上で情報を発信を行っているのがアルピコ交通のインバウンド対策です。交通とその他の施設を持っている業種では、このように組み合わせてインバウンド対策をすることはとても重要です。
京阪グループは、グループのバス情報を1つのサイトで発信
京都を訪れる訪日外国人の数は2年連続で300万人を突破しています。京都市産業観光局の2016年の「京都観光総合調査」によると、平成28年には北米の旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー誌」の読者アンケートで5年連続人気観光地ランキングベスト10に、「コンデ・ナスト・トラベラー誌」の人気都市世界第2位に選ばれたことなどにより訪日外国人がさらに増加。前年比で2万人増となり、過去最高となる318万人を記録しています。
数多くの訪日外国人が集まる京都ですが、京都市内を巡るためにはバスや電車などを活用する必要があり、実際に多くの訪日外国人が、京都市内のバスや電車を活用しています。
京阪グループは京都市内、大阪、滋賀などを移動できるバスを数多く保有しています。それらのバス情報を京阪グループバスナビというWEBサイトを運営しており、まとめて運行情報などを発信しています。
もちろん、京阪グループバスナビというサイトは英語対応をしており、各バス路線の新着情報などを英語で配信しています。
このように複数のバスを抱えている企業様は、情報を一つにまとめて配信することをおすすめします。利用するユーザーがどのようにしたら使いやすいかをしっかりと、考えながら情報をWEBを活用して配信することが大切です。
WEBを活用し、多言語で情報発信「ジェイアールバス関東」
ジェイアールバス関東はインバウンド対策に力を入れています。2015年10月にはインバウンド向けショピング専用無料バスサービスを共同開発しました。2015年10月2日~4日の中国大型連休である国慶節中の3日間でトライアルを実施しています。
訪日外国人が、無料で自由に乗降できるバスサービスで、東京都中心部のホテル・デパート、家電量販店、ディスカウントショップ、ファッションビルを周遊し、買い物と移動における利便性を提供するとのこと。このようなインバウンド対策を行っているジェイアールバス関東。その他には一体どのようなインバウンド対策を行っているのでしょうか?
ジェイアールバス関東のWEBサイトを見てみると、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)の4言語に対応しています。言語ごとに情報量を変えているようです。
WEBサイトではバスの乗り方、割引クーポン、高速バスを活用した訪日外国人が優待を受けられるお店などの紹介情報などを発信しています。このように伝わりにくい情報をしっかりとWEBサイトを通じて発信することがインバウンド対策においてはとても重要です。
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