訪日台湾人観光客は日本をよく訪れる外国人観光客になっています。先月リリースされたJNTOのプレスリリースによれば、2016年3月の訪日台湾人観光客数は32.8万人。これは訪日外客数全体の15%を占める数値です。
訪日台湾人観光客はどのような目的で日本を旅行しにくるのでしょうか。そんな訪日台湾人観光客の来訪目的について詳しく見ていくことで、観光業界がしていくべき方針も探っていきましょう。
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訪日台湾人観光客の旅行目的
訪日台湾人観光客の旅行目的として最も多いのが「日本食」です。訪日台湾人観光客のおよそ78%が訪日前に「日本食を食べること」を期待しています。次に多いのがショッピング(70.4%)、そして自然・景勝地観光(60.2%)と続きます。
「日本食を食べること」が人気1位であることから日本食目的に日本に旅行しに来る訪日香港人観光客は多くなっており、日本食の人気の程が伺えると言ってよいでしょう。
日本のお酒も訪日台湾人観光客には人気
また、寿司やラーメンなどの日本食だけでなく日本酒も訪日台湾人観光客には人気があります。そもそも台湾人はお酒好きで知られていることもあり、日本のお酒の良さもよく調べてから日本に来ている訪日台湾人観光客が多いのです。
旅館、温泉好きな訪日台湾人観光客
また、旅館を訪れる目的で日本に来る訪日台湾人観光客も多くなっています。特に旅館の温泉を目当てにやってくる訪日台湾人観光客が多いことは知っておきましょう。
上記の図「訪日台湾人観光客が訪日前に期待していたこと」によれば、「旅館に宿泊」が37.8%で、他の訪日外国人観光客と比較して高水準となっています。また、「温泉入浴」が38.5%で、こちらも全体と比較して平均的な水準を保っており、訪日台湾人観光客は温泉好きであることも、旅館宿泊を訪日目的にしている背景にあるのです。
観光地巡りも大きな目的
それ以外にも観光地を目的に来る訪日台湾人観光客もいます。特に京都などの歴史的に重要な建物が多い地域が人気です。また、日本の自然に触れるために日本に来る訪日台湾人観光客も多くなっており、日本の四季を堪能することも大きな来訪目的になっています。
テーマパーク目的でやってくる訪日台湾人観光客
また、訪日台湾人観光客に特徴的なのがテーマパークや美術館などに興味を示す人が多いことです。特にディズニーランドは訪日台湾人観光客には人気で、台湾から近いこともこの人気に一役買っているといって良いでしょう。
色々な目的でやってくる訪日台湾人観光客
このように色々な目的で訪日台湾人観光客は日本旅行にやってきます。大事なのは訪日台湾人観光客の目的を的確に押さえてそれに対応していくことでしょう。特に食事に興味を持っている訪日台湾人観光客が多いですから、この点は特にしっかりやっていきたいものでしょう。
まとめ:訪日台湾人観光客の来訪目的
訪日台湾人観光客は色々な目的で日本にやってきます。その中でも特に食文化を体験しに旅行しにくる訪日台湾人観光客が多いことは特徴です。
また、他にも旅館に泊まって温泉を楽しむためにやってくる訪日台湾人観光客も多くなっています。また、テーマパークも訪日台湾人観光客には人気です。
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データでわかる訪日台湾人観光客
インバウンド施策をしていく上ではターゲットとなる方々がどのような特性や国民性を持っているのかを知るのは非常に重要です。このページでは台湾人は国として国民性としてどのような特徴や特性を持っているのか、訪日台湾人は日本国内でどのような行動を取っているのかを実際のデータを元に紐解いていきたいと思います。
訪日台湾人観光客の特徴
親日家が多いことで知られる台湾は、中国に次いで世界で2番目に日本観光が盛んな地域です。訪日台湾人観光客はテレビ番組などから日本の最新情報を入手していることが多く、人気のエンターテイメントや話題の商品についてよく知っています。
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