ユーザー数 わずか1週間で130%増 Twitterライクな新SNS「mastodon」 インバウンド対応への活用は可能なのか

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「Mastodon(マストドン)」という新SNSサービスが登場したことをご存知でしょうか?”ポストTwitter(ツイッター)”と評されるこのMastodon(マストドン)、「Twitter(ツイッター)の買収先探しが難航していることからサービスが終了してしまうのではないか?」というユーザーの心配もあり、急速に注目を集めています。

 

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Mastodon(マストドン)とは?:オープンソースのTwitter(ツイッター)ライクなSNS

Mastodon(マストドン)とは、短文(ミニブログ)を投稿・共有するソーシャルネットワークサービスです。

mastodon.socialスクリーンショット

mastodon.socialスクリーンショット

ドイツ人エンジニアのEugen Rochkoさんが2016年10月にリリースし、現在では約35万ユーザーまで成長しています。Twitter(ツイッター)との大きな違いは「オープンソース」であることにあります。

つまり、Twitter(ツイッター)はTwitter社がWEBアプリケーション、サーバーなどのインフラを含めたサービス全般をTwitter社のみが提供する(いわば独占する)のに対し、Mastodon(マストドン)を構築するためのソフトが無償で公開されているため、サーバー(「インスタンス」と呼ばれる)などのインフラの構築さえすれば、 誰でも独自にMastodon(マストドン)をサービスとして開始することが出来ます

そのため、Twitter(ツイッター)などのSNSでは1ヶ所に登録することになり、「集中型」ともいえますが、Mastodon(マストドン)は、上記のようにいくつものインスタンスを立ち上げることができ、またユーザーもそれぞれのインスタンスに登録することができることから「分散型」と表現されることもあります。

なお、それぞれのインスタンス同士は「連邦」としてゆるく繋がっており、別々のインスタンスのユーザー同士も交流することができます。少々雑な例えになりますが、

  • Mastodon(マストドン):「会社」というシステムそのもの
  • インスタンス:それぞれの会社
  • インスタンスを立ち上げる:起業する(「会社」というシステムを使えば誰でもできる)
  • ユーザー登録:社員になる(他社と兼業してもOK)
  • インスタンス同士の繋がり(連邦):他社間でもメールや電話でやり取り可能

とも言えるでしょう。

Mastodon(マストドン)のユーザー数は現在約35万人

ドイツ生まれのMastodon(マストドン)。現在のユーザー数と国籍別の比率はどうなっているのでしょうか。

Mastodon(マストドン)のユーザー数推移

Mastodon(マストドン)のユーザー数推移 Mastodon Network Monitoring projectより

まず、ユーザー数はMastodon(マストドン)リリースの昨年10月から4月にかけては緩やかに成長していました。異変が起こったのは4月中頃からで、4/12時点の 15万ユーザーからわずか1週間足らずで35万ユーザー(4月18日時点)まで増加し、約130%超増の急激な成長 を遂げていることがわかります。

Mastodon(マストドン)のユーザー国籍別割合 Mastodon Network Monitoring projectより

Mastodon(マストドン)のユーザー国籍別割合 Mastodon Network Monitoring projectより

そして、国籍別ユーザー割合では、多い順に

 
国籍
割合(4月18日時点/約)
ユーザー数(4月18日時点/約)
 
フランス
43%
15.1万ユーザー
 
日本
41%
13.4万ユーザー
 
アメリカ
7%
2.5万ユーザー
 
ドイツ
4%
1.4万ユーザー
 
カナダ
3%
1.1万ユーザー

といった構成になっています。日本では、4月11日に学生が私費で「mstdn.jp」を、さらには4月14日にイラストや漫画を中心にしたSNSである「pixiv」が「pawoo.net」でMastodon(マストドン)のインスタンスを立ち上げました。この”日本上陸”により一気に日本でも注目をあびるようになり、現在のユーザー数まで急増しました。

その他ではフランスを筆頭に欧米系外国人が多い模様。意外にも出生国であるドイツのユーザー数はそこまで勢いがない状況です。

 

Mastodon(マストドン)のインバウンドビジネス利用を考える

さて、彗星の如くSNS界に登場したMastodon(マストドン)。インバウンドビジネスでの利用可能性はあるのでしょうか?

ケース1:インバウンドSNSプロモーションとして活用する

まず第一に考えられるのはFacebookフェイスブック)やInstagramインスタグラム)、そしてTwitter(ツイッター)で現在繰り広げられているように、Mastodon(マストドン)ユーザーである外国人に向けてのSNSプロモーションを展開することです。

この続きから読める内容

  • ケース2:クローズドなSNSとしてインバウンド向けカスタマーサポートに活用する
  • まとめ:Twitter(ツイッター)の対抗馬なるか?Mastodon(マストドン)の今後の動向に注目
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年2月後編】訪日中国人数6割減でも「インバウンド全体としては好調」、観光庁 / 1月の訪日外客数359.8万人、韓国が史上初の110万人超え ほか
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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