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2019年夏休み旅行動向
JTB総合研究所は7月4日、2019年の夏休み旅行動向について調査した結果を発表しています。今年の海外旅行人数の推計は299万人で、過去最高となりました。
国内旅行が減少するも、消費額は増加
同調査は、アンケートの回答1,030名分と、経済指標、業界動向、航空会社の予約、JTBグループの販売状況などから、夏休みに1日以上旅行に出かける人の動向をまとめています。
それによると、総旅行人数の推計値は7,734万人。そのうち国内旅行が7,435万人で前年より0.2%減少、海外旅行へ出かける人は299万人で、前年より3.5%の増加です。
国内旅行消費額は2兆6,915億円で前年より3.8%増加、海外旅行消費額は6,808億円で前年より9.8%の増加となっています。国内旅行平均費用は、一人当たり36,200円で前年比4.0%増、海外旅行平均費用は227,700円で前年比4.9%の増加です。
アジア圏への旅行が増加傾向
海外旅行人数は299万人で前年より3.5%の増加、出発日のピークは8月10日とされています。
目的地はアジアが最も多く165.9万人。前年より5.0%増加しました。北米州は69.8万人で2.1%増加、欧州は46.1万人で1.1%、大洋州は12.3万人で1.7%の増加です。
アンケートによると、夏休み中の帰省を含めた旅行の意向は38.0%で前年より2.0ポイント低下。意向のない人は62.1%で2.1ポイント増加しました。これには年収やボーナスの減少、旅行商品の高騰、インバウンドを含めた混雑の回避などが挙げられています。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/
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