薬剤耐性菌に対する知識を
厚生労働省委託事業者であるAMR臨床リファレンスセンターは7月18日、海外旅行者に下痢や腹痛などの経験、薬剤の有無などを調査した結果を発表ました。専門家の意見とともに、薬剤耐性菌や薬剤への正しい知識の呼びかけを行っています。

海外で下痢・腹痛を経験した人は63.4%!
調査は、東南アジア、南アジアへの海外旅行経験のある男女331名を対象に実施し、男女各50%、20代から60代までの回答を集計しています。
海外で下痢や腹痛になったことが「ある」と回答した人は63.4%。ほぼ3分の2が経験しており、「海外旅行に薬を持って行く」人は84%と高い割合です。女性は約43%、男性はバックパッカーの多い20代を中心に、78.8%と高い割合で所持しています。
自己判断の危険性を指摘
調査では専門家が、抗菌剤の服用がデメリットになる可能性を指摘しました。
有益な菌に影響を与え、薬剤耐性菌(AMR)が体内に残る可能性があるとしています。国連も警告を発している菌です。
熱が出たからと抗菌薬を自己判断で服用すると、他の原因の下痢症と判断がつかなくなり、国内への菌持ち込みや発見・治療の遅れにつながるため、正しい知識を身につけるよう呼びかけています。
啓発の取り組みとしてARM対策8か条があり、渡航前のワクチン接種、現地でしてはいけないこと、症状が出た場合の現地医療機関の利用などの対策が記されています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
AMR臨床リファレンスセンターのプレス(@Press News)
https://www.atpress.ne.jp/news/188931
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