ブッキング・ドットコムは4月18日、2023年のゴールデンウィークの旅に関する意識調査の結果について発表しました。
最大9連休となる今年のゴールデンディークでは、20代男性の旅行意識の高さが目立ち、前年より旅行予算が増えている傾向が見られます。
ブッキング・ドットコム、2023年のゴールデンウィーク旅行の意識調査を実施
世界最大級の宿泊予約サイト Booking.com の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社は、全国の20代~60代の男女500人を対象として、ゴールデンウィークに関する意識調査を実施しました。
3月2日~6日にかけてインターネット調査を行ったもので、4月18日にその調査結果を発表しました。
最大9連休、最も旅行意識が高いのは20代男性
2023年のゴールデンウィークでは、5月1日と2日の2日間に有給を取得すると、最大9連休となります。
4人に1人以上(26.4%)が、いずれかまたは両日の有給取得を予定していると回答し、5人に1人以上(21.6%)が2日間の有給を取得すると回答しています。
男女別の調査結果では、有給の取得予定率(男性:29.6%・女性:23.2%)のほか、旅に出かけたいと思う割合(男性:52.8%・女性:43.2%)や、実際に旅に出かける予定の割合(男性:39.2%・女性:22.4%)のすべての項目で、女性より男性の割合が高く、今年のゴールデンウィークでの男性の旅行意欲の高さがうかがえます。
男性の中でも、特に旅行意欲が高いのは20代男性で、20代男性の有給取得予定率は2人に1人以上(52.0%)となっているほか、今年のゴールデンウィークに旅行したいと考える回答者は78.0%にのぼり、実際に旅に出かける予定の回答者は64.0%と、全年代と性別において、各質問において最も高い割合となりました。
国内旅行が人気、旅行予算は前年より1万円以上増加
今年のゴールデンウィークの旅行先は、国内旅行の人気が高くなっており、2人に1人がゴールデンウィークに旅行したいと回答し、そのうち9割以上が国内旅行に行きたいと回答しました。


ただし「旅行に行く予定」と回答したのは約3割で、「旅行したい」と回答した約5割とは、約2割の差があり、実際には予定を立てていない人も多いことがうかがえます。
また旅行を予定している人の旅の予算額を調査したところ、1人当たりの平均予算額は103,052円でした。前年のゴールデンウィークに旅行した人の平均消費金額92,170円と比較すると1万円以上増加しています。
いっぽうゴールデンウィークに旅行へ出かけない人の理由は、「賃金」(32.1%)がトップとなりました。
街派と自然回帰派はほぼ同等の割合となり、共に「素敵な宿泊施設に泊まりたい」と回答しています。
なお海外旅行では60代の10人に1人以上が海外に行く予定と最も多い年代であることがわかっており、若者は海外旅行に慎重な姿勢がうかがえます。
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<参照>
Booking.com Japan K.K.:ブッキング・ドットコム、2023年のゴールデンウィークの旅に関する意識調査を実施〜今年のゴールデンウィークは連続9日休み!最も旅行意欲の高いのは20代男性、昨年よりプラスα消費の傾向に?~
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