米ニューヨーク・タイムズ紙は、「2024年に行くべき52か所(52 Places to Go in 2024)」と題した特集記事を公開しました。
北米の皆既日食帯(皆既日食が見られる地域)、フランスのパリに次いで、日本の山口市が3番目に取り上げられました。
関連記事:山口県で外国人に人気の観光スポット
ニューヨーク・タイムズ紙「2024年に行くべき52か所」発表
米ニューヨーク・タイムズ紙は1月8日、「2024年に行くべき52か所」と題した特集記事を配信。日本の山口市が注目の観光地の一つとして選ばれました。
国宝である瑠璃光寺五重塔や、洞春寺そばの陶磁器ギャラリー「水ノ上窯」、コーヒーショップ、おでんや鍋料理が楽しめる飲食店、湯田温泉などがあり、さまざまな体験ができると評価しています。

また、「山口はよく『西の京都』と呼ばれるが、それ以上に興味深い」と言及。京都はすでに多くの外国人観光客で賑わい混雑する一方で、規模は小さいものの山口市でも祇園祭が開かれることなどから、京都と似た体験ができる「穴場」として紹介する形となっています。
なお、記事内で紹介された瑠璃光寺五重塔は、約70年ぶりの改修工事中。2026年の工事終了まで五重塔を直接見ることはできないようですが、空間アートプログラム「昇華-shouka-大内文化」を開催中だということで、いつもとは違った様子が見られそうです。

2023年は盛岡が選出、外国人観光客が増加するなど反響も
この特集は毎年ニューヨーク・タイムズ紙により発表されているもので、昨年はイギリスのロンドンに次いで、岩手県の盛岡が2番目に選ばれました。また、福岡も19番目に紹介されました。
関連記事:NYタイムズ「2023年に行くべき観光地」盛岡・福岡が選出
読売新聞オンライン(https://www.yomiuri.co.jp/national/20230125-OYT1T50119/)によれば、盛岡が紹介されたことにより、現地の飲食店に国内外から観光客が殺到するなど、反響が広がったということです。
今年は山口市も、米国を中心に世界の観光客からの注目を集めるかもしれません。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
The New York Times:52 Places to Go in 2024
山口市プレスリリース:約70年ぶりとなる国宝瑠璃光寺五重塔の大改修に伴い、空間アートプログラム「昇華-shouka-大内文化」を開催中!
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテル内レストランが取り組むべき課題を整理できる!
- “衝動来店”を促すGoogleマップの実践的な工夫が学べる!
-
宿泊業界のデジタルマーケティングに精通したエキスパートに直接質問できる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!