米ニューヨーク・タイムズ紙は2023年1月、「2023年に行くべき52か所」と題した旅行特集記事を公開しました。
イギリスのロンドンに次いで2番目に「盛岡」が取り上げられたほか、「福岡」も19番目にリスト入りしました。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
ニューヨーク・タイムズ紙、「2023年に行くべき52か所」発表
米ニューヨーク・タイムズ紙は1月12日、「2023年に行くべき52か所」と題した旅行特集記事を配信しました。
「盛岡」がロンドンに次いで2番目に紹介
特集記事では、岩手県の盛岡が、イギリスのロンドンに次いで2番目に紹介されました。
「これまで見過ごされがちだった珠玉の街」として、人混みが少なく繁華街も歩きやすいと評価しています。
街には西洋と東洋の建築美学が融合した大正時代の建物や、モダンなホテル、歴史ある旅館、曲がりくねった川、城郭後の公園などが魅力として挙げられました。さらにオススメスポットとして、ドイツ製の焙煎機でコーヒー豆の焙煎を手がける「Nagasawa COFFEE」のほか、東家(あずまや)のわんこそば、ジャズ喫茶「開運橋のジョニー」、書店「BOOKNERD」(ブックナード)なども紹介されています。
さらに車で1時間ほど走れば、素晴らしい温泉が複数あるとも紹介しています。
19番目に「福岡」:”屋台”の魅力を紹介
日本からは盛岡のほか「福岡」がリストの19番目に紹介されました。
屋台が立ち並ぶ日本でも数少ない場所として取り上げられ、ラーメンや焼き鳥、おでんなどの伝統料理が紹介されています。
さらに中州の川沿いを散歩していると、ワインやコーヒー、フレンチソーセージやガーリックトーストなど多様性の富んだグルメに出会えるとしています。
また、日本の屋台は1950年代には一般的なものであったものの、1964年の東京オリンピックで多くが撤去されたとも指摘しており、その希少性を紹介しています。
盛岡に観光客"殺到"
読売新聞オンライン(https://www.yomiuri.co.jp/national/20230125-OYT1T50119/)によれば、老舗わんこそば店をはじめとして紹介された飲食店に国内外から観光客が殺到するなど、反響が広がったということです。
東京や大阪、京都など人気の都市に集中していると思われがちなインバウンドですが、今回のように思いもよらない形で殺到することもあるといえます。どの地域でも受け入れ環境の整備は重要となりそうです。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
nytimes:52 Places to Go in 2023
読売新聞:「見過ごされがちだが魅力ある街」…NYタイムズに紹介された盛岡市に観光客殺到
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!