政府が中国からの入国者に対して実施していた水際措置が、来月3月1日から緩和されることがわかりました。
これまで中国からの全入国者に対し実施していた到着時のウイルス検査を、一部を対象としたサンプル検査に切り替えます。
さらに、航空機の到着を成田、羽田、関西、中部の4空港に制限する措置は撤廃し、増便も認めるとしています。
ただし、出国前72時間以内の陰性証明の提示は引き続き求めるということです。
政府、中国対象の水際対策を緩和へ
厚生労働省、外務省のHPを確認したところ、すでに3月1日以降の最新の措置が掲載されていました。
- Visit Japan Webの登録:必要
- 出国前検査証明書:必要(有効なワクチン接種証明書の有無にかかわらず。出国前72時間以内のもの)
- 到着時検査:サンプル検査
- 入国後待機:なし
サンプル検査は、「中国からの直行旅客便での入国者の最大20%程度」を対象に実施します。また、サンプル検査は本土のみで、「香港、マカオは除く」と記載されています。
マカオからの直行旅客便での入国者に対しては、従来の措置である「出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書」または「ワクチンの接種証明書(3回)」のいずれかの提出を求めます。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
厚生労働省:水際対策
外務省:中国からの入国者・帰国者に対する水際措置の実施方法の変更(その4)(2023年3月1日以降適用)
日本経済新聞:中国からの入国、水際対策を緩和 3月1日から
読売新聞:中国対象の水際対策を緩和、直行便の入国者は無作為のサンプル検査に…3月1日から
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに
- 最新の訪日観光の状況や今後の予想
- 国・地域別のデジタルマーケティング
- 外国人向け情報発信の際に意識すべきこと
などがわかる資料を公開しています。
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる