訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは、今週(9/17〜9/23)公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
最新のインバウンドに関するトレンドの把握やマーケティングにぜひともご活用ください。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
今週の注目記事まとめ5選
9/17〜9/23の間に公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。1.【速報】8月の訪日外客数293万人 台風の影響で3か月ぶりに減少するも、同月過去最高を記録
日本政府観光局(JNTO)が9月18日に発表した、2024年8月の訪日外客数推計値を取りまとめた記事です。
2024年8月の訪日外客数は293万3,000人で、2019年同月比16.4%増を記録しました。台風7号による航空便欠航の影響で、7月の訪日外客数(329万2,500人)と比較すると約36万人減少した結果となりました。ただしそれでも8月としては過去最高のため、訪日需要の勢いが衰えたわけではないといえます。
本記事では、国別の訪日外客数の推移や中国人観光客の動向に焦点を当てた解説などを掲載しています。
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→【速報】8月の訪日外客数293万人 台風の影響で3か月ぶりに減少するも、同月過去最高を記録
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2. 中秋節とは?中国での過ごし方やインバウンドの動向と対策を解説
中秋節とは、中国を起源にアジア各国へ広がった、五穀豊穣を祈る伝統的な祝日です。国や地域によって過ごし方は異なりますが、この期間中は日本を訪れるアジア人観光客が増加すると想定されます。
また、同じく大型の連休である「国慶節」と日程が近いことから合体しがちで、昨年は9月29日から10月6日の8連休となり、この大型連休に集中して多くの中国人観光客が日本を訪れました。
本記事では、中秋節の詳しい概要やアジア各国における過ごし方、期間におけるインバウンド動向や対策について詳しく解説しています。
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→中秋節とは?中国での過ごし方やインバウンドの動向と対策を解説
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3. 世界の航空需要は安定傾向に。アジアが市場を牽引【IATA旅客需要データ 2024年7月】
国際航空運送協会(IATA)が8月29日に発表した、2024年7月の世界の旅客需要に関するデータを解説した記事です。
今回の発表によると、7月の航空総需要(RPK)前年同月比で8.0%増加、総供給量(ASK)は7.4%増加と前年よりも高い値を示しており、航空需要は以前として高い状況が続いていると分かります。
本記事では、昨年度に発表されたIATA旅客需要データとの比較を国別で行い、グラフで可視化して分かりやすく解説しています。
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→世界の航空需要は安定傾向に。アジアが市場を牽引【IATA旅客需要データ 2024年7月】
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4. 2025年の春節はいつからいつまで?中国向けインバウンド対策を解説!
春節とは、中国における旧暦の正月を指す祝日で、大型連休となることから国外に旅行する人が増加し、日本にも毎年多くの中国人観光客が訪れます。そのため、中国人に向けたインバウンド対策を行う上で無視できない要素となっています。
本記事では、2025年の春節の情報やコロナ前の2019年と2024年における春節のインバウンド動向の振り返り、春節に向けたインバウンド対策に何をすべきかを解説しており、インバウンド担当者は必見の記事となっています。
※本記事でも解説している通り、2025年の春節の日程はまだ正式に発表されていません。発表され次第ニュースを公開し、本記事にも追記いたします。今後の最新情報はぜひ「訪日ラボ」でご確認ください。
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→2025年の春節はいつからいつまで?中国向けインバウンド対策を解説!
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5.【2024年最新】福井で外国人に人気の観光スポット:東尋坊が2位、1位は?
訪日ラボが最新の口コミデータを元に独自調査・発表している『インバウンド人気観光地ランキング』の福井県編です。
実は、福井県は楽天トラベルが実施したGWの人気上昇都道府県ランキングにおいて、1位にランクインしています。2024年3月の北陸新幹線の延伸により、アクセスが格段に向上したことが一つの要因と考えられます。
そんな近年注目を集める福井県で、外国人観光客から最も人気を集めた観光地とは?ぜひ本記事でお確かめください。
詳しくはこちらをご覧ください
→【2024年最新】福井で外国人に人気の観光スポット:東尋坊が2位、1位は?
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
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→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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