「ツーリズムEXPOジャパン2024」が9月26日から開催されています。場所は東京ビックサイトで、会期は29日までです。
主催は公益社団法人 日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)で、今年で開催10回目を迎えます。「旅、それは新たな価値との遭遇」をテーマに、世界80の国・地域、国内の1,384の企業・団体が出展し、多様化する旅のカタチを提案します。
そのほかに、「新たな旅の創造」をテーマに基調パネルディスカッションやテーマ別のシンポジウムなどが開催されています。

【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
ツーリズムEXPO2024が開催中、現地の様子は?
ツーリズムEXPOは、最新の観光情報やトラベルパッケージ、旅行業界の先端テクノロジーなどが集まる展示会です。
日本国内の自治体や観光局、旅行会社、海外の政府観光局や航空会社などがブースを出展しています。26、27日は業界関係者限定で、28、29日は一般にも解放されます。
出展社に話を聞くと「コロナ禍が明けたことで、昨年、一昨年より熱量の高い人が増えていると感じる」ということで、実際に現地は非常に多くの来場者で賑わっていました。


「インバウンド」テーマのセミナーも
また、旅行観光関連のセミナーも開催されています。27日には、インバウンドをテーマとしたセミナーの一つとして「インバウンド最前線!インバウンド高付加価値への挑戦!!~地方誘客と高付加価値化の促進に向けて~」と題したトークセッションが行われ、「富裕層」や「高付加価値旅行層」を対象とした旅行について、旅行商品・交通・ガイド・地域連携といったさまざまな観点から4名の有識者がディスカッションしました。
その中では「高付加価値旅行層は『本物』を見抜く目を持っている人たちなので、そうでないものを提供するわけにはいかない」「やりがちなのが『いろんなコンテンツを盛り込んでしまう』こと。それは提供者目線の価値の付け方であり、旅行者が本当に望んでいるものなのかを考えなければいけない」といった議論に。
また、地域を盛り上げる連携の成功事例として「3つ星ルート」や「TRAIN SUITE 四季島」などが挙げられ、地域の二次交通そしてそれを支える“人”も不足している中で、持続可能な形態にしていくために大事なのは「需要をつくる」ことであり、「一つの地域だけでやるのは難しいので、地域連携が大事になってくる」といった意見が上がりました。
ツーリズムEXPO2024 開催概要
- 期間:9月26日(木)~9月29日(日)の4日間(26、27日は一般の方入場不可)
- 主催:公益社団法人 日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)
- 参加国・地域数:海外80カ国・地域、国内1,384の企業・団体
詳細はこちらをご確認ください。
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【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
- 中国インバウンド市場の規模と最新トレンドがわかる!
- 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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