【サウナ編】Googleビジネスプロフィールでインバウンド集客を行うには?4つのポイントでわかりやすく解説

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近年、息抜きや疲労回復を求める人々の間でサウナが人気となり、「サウナブーム」とも呼ばれる現象が起きています。サウナ人気の高まりはサウナ専門施設だけに限らず、ホテルなどの宿泊施設や銭湯にとっても集客の重要な要素となっています。

とくにインバウンド需要を見据えた際に、サウナに興味をもつ海外の旅行者を引き付けるためには、効果的な対策と戦略がかかせません。

この記事では、Googleビジネスプロフィールに施設を登録し、サウナの魅力をより広く伝えてインバウンド集客を促進するポイントを紹介します。

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サウナの集客にGoogleビジネスプロフィールが活用できる理由

Googleビジネスプロフィールは、飲食店などの集客ツールとして認知されていますが、サウナなど、飲食店以外の業種でも活用できます。

ここでは、Googleビジネスプロフィールのメリットやサウナの集客に活用できる理由を紹介します。

Googleサービスへの表示で知名度の獲得

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップなど、Googleのサービスに店舗や施設の情報を表示し、管理するための無料ツールです。

Google検索やGoogleマップに自店舗を表示させることで、Googleを利用するユーザーに店舗の情報を知らせる機会が生まれます。

集客するうえで知名度は重要な要素のひとつです。良質なサービス、スタッフ、施設を備えていたとしても、見込み顧客に知ってもらわなければ来店に結び付きません。

Googleビジネスプロフィールを用いることで、施設の写真や詳細な情報をユーザーに発信でき、自店舗に関心を持ってもらうことで新規顧客の獲得へとつながります。

カテゴリの設定でニーズがあるユーザーへアピール可能

Googleビジネスプロフィールは、登録する際にカテゴリを選択できます。適切なカテゴリを選択することにより、Google検索を利用するユーザーが「サウナ」などの単語で検索したとき、店舗の情報が表示される可能性が高まります。ユーザーは検索したキーワードで表示される店舗の情報が魅力的であれば、来店を検討するでしょう。

カテゴリの種類としてメインカテゴリと追加カテゴリがあり、メインカテゴリにはビジネス全体を表す具体的な業種を入れます。メインとは別に運営している事業やサービスがある場合、追加カテゴリを利用しましょう。

まずは登録、オーナー確認でプロフィール管理を

Googleビジネスプロフィールの活用には、ビジネス情報を正確に維持・管理するためにもオーナー確認を完了させる必要があります。オーナー登録を完了すれば、ビジネス情報の編集や口コミへの返信などができるようになります。

オーナー確認の方法として、現在は動画撮影での手続きが主流で、看板や設備などビジネスが運営されているかを証明するものを動画で撮影し、アップロードされたら完了です。

また、Googleビジネスプロフィールへの登録には、Googleアカウントの所持が必要です。Google アカウントでGoogleビジネスプロフィールにログインし、店舗の住所や電話番号といった最新の詳細情報を入力することで、ユーザーに表示したい情報の編集は完了します。

プロフィール作成の4つのポイント

続いてはGoogleビジネスプロフィール活用のプロセスに進みます。実際に集客に役立てるため、まずは店舗のプロフィールを充実させましょう。

ここからはローカルSEOMEO)対策にも役立つ4つのポイントを紹介します。

1. 内容が充実したプロフィールで魅力を訴求

プロフィールの内容を充実させて店舗の魅力を発信するためには、住所、電話番号、営業時間といった基本情報のほかに、施設内にはどういったサウナがあり、付帯サービスはどういった内容のものがあるのか、などアピールするポイントまで含めて登録しましょう。

ユーザーが「地域名+サウナ」の複合条件でローカル検索をするとき、Googleは検索語句との関連性が高い施設のプロフィールを上位に表示します。そのため、ビジネス情報が充実しているほど検索語句との一致度が上がって検索画面に表示されやすくなり、結果として来店候補にあがりやすくなります。

2. 口コミを集めてサウナの存在をアピール

Googleマップでは、マップに表示されている施設について、ユーザーが評価とその詳細(口コミ)を投稿できます。施設にとっては、これらはサービスを改善するための有益な情報になります。

ユーザーは利用するサウナを選ぶ際、実際に訪問したユーザーの口コミを重視しています。口コミが多く集まることで、見込み顧客に対する宣伝効果になるでしょう。

また、Googleビジネスプロフィールのメインカテゴリがサウナではない場合も、ユーザーからの口コミでサウナの存在を強調できる利点があります。

3. 写真を追加して施設の良さを伝える

Googleビジネスプロフィールでは、カテゴリに合わせた写真を追加してビジネスをアピールできます。サウナ施設にとっても、設備や施設内で提供しているサービスをPRするチャンスであるため、ぜひとも写真を追加したいところです。

一例としてはサウナ室、水風呂、休憩スペースといった写真が挙げられるでしょう。施設内の雰囲気を伝えることで、検索しているユーザーに店舗の良さを伝えられます。

サウナ専門店ではなく、サウナ併設の銭湯ホテルでも、サウナ室の写真を追加すればユーザーに存在を知らせることができるでしょう。

4. イベント情報を投稿して来店の促進へ

GoogleビジネスプロフィールにはブログやSNSのように情報を発信できる投稿機能があります。最新情報、イベント、特典、商品、営業時間の更新といった内容を発信することで、既存顧客や潜在顧客とのつながりが生まれるでしょう。

サウナという業態にとって効果的な集客は、イベントの開催やクーポンの配布です。これらのイベント情報や特典情報の詳細を、投稿機能を利用して宣伝しましょう。広く情報が行きわたれば、来店促進への強い味方になってくれます。

Googleビジネスプロフィールを活用しているサウナ事例

Googleビジネスプロフィールはどのように利用されているのでしょうか。効果的なモデルケースに学ぶことで、自店舗での実際の運用方法が見えてくるはずです。

事例1. 基本情報を充実させる

事例1のサウナ店は、基本情報が充実しています。曜日ごとの営業時間を記載することで、定休日や営業時間外にユーザーが誤って訪れてしまうリスクを減らすことができます。

電話番号だけでなく、ウェブサイト情報を掲載しているのもポイントです。公式サイトへ誘導することで、より詳しい情報を提供し、見込み顧客へアプローチできます。

これらの情報は一般のユーザーなどによって書き換えられている場合もあるため、こまめに確認するようにしましょう。

事例2. サウナ以外の魅力をアピール

続いてのサウナ店は、施設内の写真が充実している例です。メインのサービスであるサウナ室のみならず、浴場や食事処の写真まで掲載されていることで施設内の様子がわかりやすく、はじめて来店する際の不安を取り除くことができます。

事例3. キャンペーン情報を発信し、再来店を促進

事例3のサウナ店は、キャンペーン情報が効果的に更新されています。顧客の利益となる情報をGoogleビジネスプロフィールの投稿機能を活用して宣伝することで、来店を促す効果があるでしょう。

ただ、投稿回数が多ければ多いほど効果があるわけではないので注意が必要です。場合によってはスパムと判断される可能性もあります。週に1〜2回を目安に投稿するようにしてください。

サウナの魅力をGoogleビジネスプロフィールでアピール

サウナ店の競合は、サウナ専門店だけではありません。銭湯やホテルに併設された施設がある点に留意しましょう。競合との違いを明確化し、戦略的に集客を実施していくことが重要です。

フィンランドをはじめ北欧ではサウナ文化があるため、温泉や大浴場への抵抗がない傾向にあります。北欧市場は2023年にビジット・ジャパンの重点市場に追加されていて、今後北欧地域からのインバウンド客増が見込まれています。

Googleビジネスプロフィールで情報を充実させて口コミを増やすなど、ポイントを押さえた運用が継続できれば、長期的な集客の向上が結果として期待できます。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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