【1月締切】首都圏の観光・インバウンド補助金まとめ

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インバウンド需要の回復が加速するなか、国や自治体が実施する補助金制度の活用は、事業基盤の強化や新規事業の開発において大変有効です。

訪日ラボでは、都道府県別に観光・インバウンド対策向けの補助金情報をまとめています。今回は、首都圏の補助金(2025年1月締切)についてご紹介します。活用を検討中の方はぜひご確認ください。

※受付期間内であっても、予算枠が埋まり次第終了となる場合があります。応募の際は、必ず最新の受付状況をご確認ください。

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【神奈川】地域まるごとホテル@三浦半島補助金(2025年1月17日締切)

神奈川県は、三浦半島地域における観光客の滞在時間延長や平均消費額増加につながる取組を推進するため、エリア内の収益力を向上させる事業に補助金を交付します。

事業名称:地域まるごとホテル@三浦半島補助金

申請期日:2025年1月17日

実施機関:神奈川県

対象事業者:
県から地域まるごとホテル@三浦半島事業に係る実施計画の採択を受け、事業を実施する者

対象事業:

  1. 宿泊施設等改修事業
    • 既存の施設の改修工事で、原則として建設業法第3条に基づく建設業の許可を受けている者に発注できる「建設工事」。
  2. 施設関連設備費・システム等導入事業
    • 宿泊客および観光客の増加等に対応するために、設備や客単価の上昇やオペレーションの導入・改善(生産性の向上)に資する事業。
  3. プロモーション・運営支援事業
    • 新規の協力事業者の獲得、まるごとホテル事業としての認知度向上、宿泊客および観光客の呼び込みに必要であるプロモーションと、エリア内での事業者連携や開業に向けて必要な運営支援と認められる事業。

補助内容:

  • 補助対象経費の3分の1以内
  • 補助上限額
    • 宿泊施設等改修事業:1,000万円
    • 施設関連設備・システム等導入事業:1,000万円
    • プロモーション・運営支援事業:300万円

HPリンク:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/chiki/marugoto_hotel/marugoto_hojyokin.html

【埼玉県】川越市整理券システム導入支援事業補助金(2025年1月24日締切)

埼玉県川越市では、オーバーツーリズムの解消および道路上の混雑緩和を図るため、整理券システムを導入する事業者に対し、導入に要する費用の一部を補助します。

事業名称:川越市整理券システム導入支援事業補助金

申請期日:2025年1月24日

実施機関:川越

対象事業者:
指定する地域内に所在する店舗を運営し、当該店舗前の道路上において、当該店舗での商品購入または飲食のために待機する購入者によって発生している行列の解消に係る対策が求められると市長が認める事業者
※指定する地域:元町一丁目、元町二丁目、幸町、仲町、連雀町、松江町二丁目、喜多町

対象事業:
整理券システム導入支援事業

  • 補助金の交付決定前に導入していないこと。
  • 2025年1月31日(金)までに導入を完了し、実績報告すること。
  • 国、県または市が実施する他の助成制度を利用していないこと。

補助内容:
機器購入費およびシステム導入費

  • 補助対象経費の3分の2以内
  • 補助上限額 :20万円

HPリンク:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/jigyoshamuke/shogyojoho/seirikensystem.html

【東京都】経営力強化支援事業補助金(2025年1月31日締切)

東京都新宿区では、経営力強化の事業に取り組む中小企業者・個人事業主に対し、経費の一部を補助します。

事業名称:経営力強化支援事業補助金(事業完了後の申請)

申請期日:2025年1月31日

実施機関:新宿

対象事業:

  1. 経営計画等策定支援
    • 専門家による経営計画や販売計画等の策定およびコンサルティングに係る経費
  2. 補助金申請手続き支援
    • 専門家による各種補助金および給付金等の申請に係る経費
  3. 販売促進・業態転換支援
    • 広告費等の販売促進および新分野への業態転換に係る経費
  4. インバウンド対応支援
    • 多言語化対応および和式トイレの洋式化に係る経費
  5. 人材確保・定着支援
    • 求人媒体の作成および人材の確保と定着に向けたコンサルティングに係る経費
  6. IT・デジタル対応支援
    • 業務効率化等のためのITの導入やデジタル化に係る経費
  7. 設備等購入支援
    • 省エネおよび生産性向上等に資する設備等の購入に係る経費
  8. 展示会等出展支援
    • 販路拡大のための展示会・見本市等への出展に係る経費

補助内容:

  • 経営計画等策定支援、補助金申請手続き支援
    • 補助対象経費全額
    • 補助上限額:30万円
  • 販売促進・業態転換支援、インバウンド対応支援、人材確保・定着支援
    • 補助対象経費の5分の4以内
    • 補助上限額 :30万円
  • IT・デジタル対応支援、設備等購入支援
    • 補助対象経費の5分の4以内
    • 補助上限額:2023年度補助額との合計で80万円
  • 展示会等出展支援
    • 補助対象経費の5分の4以内
    • 補助上限額:30万円

HPリンク:https://www.city.shinjuku.lg.jp/jigyo/sangyo01_002209_00006.html

【東京都】観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業(2025年1月31日締切)

東京都では、観光資源として活用できる施設や技術等の維持・保全にかかわる取り組みを促進するための、クラウドファンディングによる資金調達を支援します。

事業名称:観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業

申請期日:2025年1月31日

実施機関:東京都

対象事業者:都内観光関連事業者(宿泊事業者、飲食店 等)

対象事業:
以下に掲げる施設または技術等の維持保全に係る取組を実施するため、取扱CF事業者を通して資金調達を行うもの

  1. 概ね築50年以上が経過し、観光資源として活用できる施設(例)老舗料理店等の維持、補修等の保存工事
  2. 概ね50年以上の実績があり、観光資源として活用できる技術等(例)伝統工芸品の制作体験プログラムや特産品の展示会等の企画

補助内容:
取扱CF事業者に支払う手数料

  • 補助対象経費の3分の2以内
  • 補助上限額:100万円

HPリンク:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/hozen/hozen2

【東京都】プロジェクションマッピング 促進支援事業助成金(2025年1月31日締切)

東京都と公益財団法人 東京観光財団では、訪都旅行者を魅了する都市景観を創出し、国内外からの誘客促進を図る取り組みを進めています。そこで、プロジェクションマッピングを行う事業に対して支援を実施。東京の夜間観光の盛り上げを目指します。

事業名称:プロジェクションマッピング 促進支援事業助成金

申請期日:2025年1月31日

実施機関:公益財団法人 東京観光財団

対象事業者:

  • 区市町村
  • 観光協会等
  • 商工会等
  • 民間事業者
  • その他の法人(プロジェクションマッピングを活用したまちづくりの推進を行う公益財団法人、公益社団法人、一般財団法人、一般社団法人または特定非営利活動法人である団体)

対象事業:
プロジェクター等を活用して建造物等の立体物に対象の形状に合わせた映像を投影する(プロジェクションマッピング)ものであり、以下のとおりとします。
※投光器や照明器具などで光を当てるのみ(ライトアップ)の事業は本助成金の対象外

  1. 今年度(2024年度)新規でプロジェクションマッピングを行う事業、または過去に実施している内容に新たな内容を加える事業であること。(新規事業)
  2. 令和5年度(2023年度)にプロジェクションマッピングを行う事業として採択され事業が完了し、助成金の支払いを受けた事業であること。(継続2年目事業)
  3. 令和4年度(2022年度)にプロジェクションマッピングを行う事業として採択され事業が完了し、助成金の支払いを受けた事業であること。(継続3年目事業)

補助内容:

  1. 新規事業
    • 補助対象経費の3分の2以内
    • 補助上限額:1団体2,000万円
  2. 継続2年目事業
    • 補助対象経費の2分の1以内
    • 補助上限額:1団体1,500万円
  3. 継続3年目事業
    • 補助対象経費の3分の1以内
    • 補助上限額:1団体1,000万円

HPリンク:https://www.tcvb.or.jp/jp/news/2024/0422_5978/

【東京都】誰もが楽しめる自然体験型観光推進事業補助金(2025年1月31日締切)

東京都では、障害者や高齢者等が、東京の自然を安心して楽しめる観光プログラムを提供する事業者等(自然体験型観光提供事業者)に対して支援事業を実施。プログラムの実施に必要な備品等の導入経費の一部を補助します。

事業名称:誰もが楽しめる自然体験型観光推進事業補助金

申請期日:2025年1月31日

実施機関:東京都

対象事業者:

  1. 都内の自然体験型観光提供事業者
  2. 自然体験型観光提供事業者に備品等の貸出しを無償で行う都内の観光協会等

対象経費:
誰もが自然体験を楽しめる観光プログラムの実施に必要となる備品等の導入経費のうち、次のいずれかに要する経費

  1. 障害者等向け備品等の購入費
  2. 所有している備品等を障害者等向けに改造する費用

【誰もが楽しめる自然体験型観光の実施に必要な経費の例】

  • アウトドア用車椅子、水陸両用車椅子を購入する費用
  • けん引式車椅子補助装置を購入する費用
  • アクセスマット(海辺や砂利道、芝生など、車椅子での移動や歩行しづらい場所のアクセスを容易にするマット)を購入する費用
  • 呼出し器(単方向又は双方向で、光、振動、音等で知らせる機器)を購入する費用
  • 防水性筆談器を購入する費用
  • 車椅子使用者向けにスタンドアップパドルボードを改造する費用
  • 船舶等に設置する車椅子固定具及びその設置費用
  • 車椅子使用者向け乗船用スロープの購入費用

補助内容:

  • 補助対象経費の5分の4以内
  • 補助上限額:200万円

HPリンク:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/nature/

【東京都】海外作品制作支援事業助成金(2025年1月31日締切)

東京都では、映画およびドラマ等の海外公開作品の撮影の誘致を図るため、都内におけるロケハンや撮影費用の一部を助成する事業を実施。東京都の魅力を国外に発信し、地域活性化と地域振興を目指します。

事業名称:海外作品制作支援事業助成金

申請期日:2025年1月31日

実施機関:東京都

対象事業者:
日本国法に準拠して設立された法人格を有する団体で、ロケハン支援、撮影支援の要件は下記の通りです。

【ロケハン】
海外公開作品の制作のため、映画等の制作を主たる目的とする外国の団体から、都内のロケハンについてコーディネート等の業務を受託している団体

【撮影】
次のA・Bいずれかの要件を満たす映画等の制作を主たる目的とする団体

  • A 海外公開作品を制作するため、外国の団体と共同制作をする団体
  • B 映画等の制作のため、外国の団体から委託等を受けている団体

対象事業:
都内で行われる、映画及びドラマ等の海外公開作品のロケハンおよび撮影
※海外公開作品とは、インターネット動画配信・映画・テレビ番組等の媒体によって、日本国外で放映・公開される作品のこと(アニメ映画や短編映画は除く)

補助内容:

  • ロケハン
    • 補助対象経費の2分の1以内
    • 補助上限額:1団体100万円 ※1回あたり3名以内、5日間(宿泊は4泊)までが対象
  • 撮影
    • 補助対象経費の2分の1以内
    • 補助上限額:1団体700万円 ※本事業のロケハン助成金を活用し、映画等の撮影を実施した場合には助成率を3分の2以内とする

HPリンク:https://www.locationbox.metro.tokyo.lg.jp/fund/

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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