株式会社阪急交通社は2027年3〜4月にかけて、フランスのクルーズ会社ポナンが保有するラグジュアリー船をチャーターし、インバウンド客向けに販売します。
日本の旅行会社が、ポナン社の船をインバウンド客向けにチャーターするのは初めてです。
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阪急交通社、仏ポナンのラグジュアリー船をチャーター
大阪に本社を置く旅行会社の阪急交通社は2月13日、フランスのクルーズ会社ポナンが保有するラグジュアリー船「ル・ジャックカルティエ」をチャーターする計画を発表しました。
「ル・ジャックカルティエ」は2020年に就航し、総トン数は9,900トン、乗客定数は184名、客室数は92室となっています。
インバウンド向けクルーズを計画 日本の旅行会社で初
「ラグジュアリーエクスペディション（探検）」クルーズの世界的リーダーとして知られるポナン社は、大自然を訪れる独創的な船旅を提供しています。30年以上にわたり世界の秘境クルーズを実施してきた経験から、生態系や環境保全に配慮した持続可能な地球環境を推進する会社でもあります。
阪急交通社は今回、日本での新たな観光価値創造に向けポナン社と協働し、インバウンド向けのクルーズに取り組みます。日本の旅行会社がポナン社の船をインバウンド向けにチャーターするのは、今回が初めてです。
瀬戸内海を中心に西日本を巡る 寄港地での交流も
阪急交通社は、神戸港を起点として、瀬戸内海をはじめとする西日本の景勝地をめぐるクルーズを計画しています。また、各寄港地で交流を通じたエクスペディション（探検）も体験できるように商品化される予定です。
現在、訪日外国人に向けてクルーズ旅行を提案するべく、寄港地やアクティビティの調整を進めており、今後、海外の旅行会社に向けて販売します。
同社は今回の企画を通じ、今後もさらなる成長が期待されるインバウンド市場の開拓に取り組むといいます。
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＜参照＞
株式会社 阪急交通社：仏ポナン社 「ル・ジャックカルティエ」 2027年春 インバウンド向けクルーズを計画 ラグジュアリー船をチャーター
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