長野県の斑尾(まだらお)高原スキー場では、2025年1月の売上が前年比156%と大幅な増加を記録しました。
特にインバウンド需要が拡大し、台湾・オーストラリア・欧米からの訪問者が急増しました。
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斑尾高原スキー場、1月売上が前年比156% インバウンド来場者は431%
斑尾ホスピタリティ合同会社は2月28日、斑尾高原スキー場の1月の売上が、前年比156%と大幅に成長したことを発表しました。
特に台湾・オーストラリア・欧米からの訪日観光客が大幅に増加し、インバウンド来場者は前年比431%となりました。
同スキー場は、日本国内でも数少ない、ツリーランエリア(自然の地形をそのまま残した非圧雪エリア)が公式に設定されており、訪日スキーヤー・スノーボーダーから高い評価を得ています。
また、標高が高く積雪量に恵まれていることから、「高確率で新雪に出会える」 点も支持されています。

レンタル収入は前年比164% 初心者の訪日客に対応
インバウンド観光客の増加に伴い、ホテル売上は前年比173.8%に増加しました。台湾やオーストラリアからの長期滞在者が増加したことが、売上増の要因となっています。
多言語対応の強化や、訪日客向けの食事・サービスを充実させることで、価格とサービスのバランスの良さが評価され、リピート率向上につながっているといいます。
また、スキー初心者層の拡大によって、レンタル収入も前年比164.4%と大きく成長しました。
訪日客の多くはスキー未経験者であることから、初心者向けレンタル設備の充実や、英語・中国語に対応したレンタルカウンターの整備、レンタル・宿泊・レッスンがセットになったパッケージプランの人気などが、レンタルの利用増加につながっています。
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<参照>
斑尾ホスピタリティ合同会社:長野県 斑尾高原スキー場、1月の売上が昨対比156%を記録!インバウンド来場者昨対比434%と急増!
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