Paykeがインバウンド検索ワードランキング発表 1位は「キャンメイク」

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株式会社Paykeは3月4日、運営する訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke(ペイク)」の商品検索機能における、検索ワードランキングを発表しました。

ランキングは、2024年11月1日〜2025年1月31日における、特に韓国台湾香港英語圏(米国フィリピンなど)のユーザーの検索動向に焦点を当てています。

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総合1位は「キャンメイク」 目薬も人気の定番商品

総合ランキングでは、化粧品・健康関連商品に関するワードが上位にランクインしました。

1位の「キャンメイク」は日本のプチプラコスメブランドとして、特にアジア圏で圧倒的な支持を集めています。

また、2位には「目薬」、3位には「ロート」がランクイン。日本製の目薬は高品質で種類も豊富なことから、訪日客が日本で購入したい定番アイテムとなっています。ロートは、そのなかでも代表的なブランドとして認知されているようです。

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▲総合検索ワードランキングTOP5:株式会社Payke プレスリリースより
▲総合検索ワードランキングTOP5:株式会社Payke プレスリリースより

韓国語も1位は「キャンメイク」繁体字は健康商品が人気

ランキングでは、言語別の順位も発表されました。

韓国語では、美容・健康関連アイテムが上位を占め、1位の「キャンメイク」が圧倒的な人気を誇りました。

一方、繁体字では健康関連商品が注目されており、健康食品・サプリメントブランドとして人気が高い「DHC」が1位になりました。さらに、2位には「ユニクロ」、3位には「イヴ」がランクインしました。日本の鎮痛薬ブランドである「イヴ」は、名指しで検索されるほど認知が広がっているようです。

英語では、1位のニキビケア製品「ベア」をはじめ、「フィノ」「ビオレ」など、スキンケアに関連するワードが検索されています。

このように、国・地域によって注目されている商品には大きな違いがあることがわかりました。

▲言語別検索ワードランキングTOP5:株式会社Payke プレスリリースより
▲言語別検索ワードランキングTOP5:株式会社Payke プレスリリースより

実際に手に取った商品とはギャップあり

Paykeでは、商品のバーコードをスキャンすると、詳細情報を7言語で表示できます。スキャン回数が多い商品は、訪日客が実際に店頭で興味を持ち、より詳しい情報を求めたと言えます。

ランキングでは、訪日客が実際に商品を手に取って確認した「スキャンランキング」も公表されています。

  1. パブロンゴールドA微粒44包
  2. 毛穴撫子 お米のマスク 10枚入
  3. クオリティファースト ダーマレーザー スーパーVC100マスク
  4. ペアアクネクリームW 24g
  5. 龍角散 ダイレクトスティック ピーチ味 16包
  6. ライオン 休足時間 足すっきりシート 18枚入
  7. 龍角散 ダイレクトスティックミント 16包
  8. メラノCC ディープクリア酵素洗顔 ( 130g )/ メラノCC
  9. パブロンゴールドA錠 210錠
  10. なめらか本舗 目元ふっくらクリーム

スキャンランキングでは「パブロンゴールドA」「龍角散」など、検索ワードランキングとは異なる商品が上位に入っています。これは、訪日客が認知している商品と、実際に購入を検討している商品にはギャップがある可能性が考えられます。

同社は、スキャンされているにも関わらず検索対象になっていない商品は、旅マエの認知を高める余地があるとし、この違いに焦点を当てることで、認知・販促施策の検討に役立つのではないかと述べています。

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<参照>

株式会社Payke:年末から春節までのインバウンド検索ワードランキングを発表!訪日客に一番検索されているのは…?

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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