コモディティとは?コモディティ化する3つの原因やデメリット、対策法を解説

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コモディティは「商品」や「原材料」を意味する英単語ですが、意味や使い方は業界によって異なります。

なかでもマーケティングの領域では、「コモディティ化」という言葉が頻繁に使われ、商品やサービスの品質、機能が均一化し、差別化が難しくなる状態を指します。

インバウンド需要の高まりに伴い、コモディティ化は重要なキーワードのひとつで、地域の文化や独自のストーリーを商品やサービスに取り入れることで、観光客に特別感のある価値を提供し、他との差別化を図ることが求められます。

本記事では、コモディティの意味、マーケティングにおけるコモディティ化の要因、そしてコモディティ化した市場への具体的な対応策について解説します。

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コモディティとは

コモディティ (commodity) は「商品」や「原材料」という意味を持つ英単語です。

おもにマーケティングや投資の分野で使用され、「同種類の商品の中で差別化できていない一般的な商品」を指します。「コモディティ化」「コモディティ商品」といった使われ方をされます。

マーケティング業界におけるコモディティ

マーケティング用語として使われる「コモディティ」とは、市場の中で一時的には他社製品と比較して付加価値があったものの、他社の模倣商品の流通などによりその付加価値が低下し画一的、均質的になることや、その結果、商品の価値が下がってしまう様子をさします。

・コモディティ化とは

食品や日用品など、ある商品のカテゴリに対して多くの商品が流通することで商品間の特徴や魅力に差異がなくなって画一化が進んでいる状態を「コモディティ化している」といいます。

・コモディティ化の具体例

たとえば醤油を例にあげると、それぞれのメーカーが出している醤油に違いがあっても、消費者にとってその違いの判別ができず品質の差別化が難しいとき、醤油の市場がコモディティ化しているといえるでしょう。

また、かつてコーヒーは喫茶店やカフェでゆっくり楽しむものでしたが、近年ではコンビニでも手軽に購入できる高品質なオリジナルコーヒーを提供し始めています。

その結果、顧客はカフェに滞在しなくても、短時間でおいしいコーヒーを楽しむ選択肢を持つようになりました。つまり、コーヒーの市場でもコモディティ化が進んでいるといえます。

投資におけるコモディティ

コモディティは投資においても使用されます。

コモディティ投資とは、コモディティが原材料の意味を持つ単語であることから、未来の期日までに商品を購入または売却することを条件にその価格を現地点で決定する商品先物市場のような取引において、原油などのエネルギーや金銀などの貴金属、小麦、コーヒー豆などの農産物に投資することをいいます。

コモディティ化のデメリット

続いては、コモディティ化によるデメリットを2つ紹介します。

1. 価格競争が激化する

デメリットの1つが価格競争の激化です。

市場がコモディティ化すると顧客の奪い合いになり、価格競争が激しくなる傾向にあります。商品の仕様に大きな差異がない場合、顧客は「それなら安い商品を選びたい」という考えを抱くのは自然だからです。

価格競争によって顧客を獲得できたとしても、投資額を回収するまでの期間が伸び、最悪の場合、回収する前に撤退するリスクも考えられます。

2. 独自性のアピールが難しい

コモディティ化のデメリットとして、独自性のアピールが難しい点が挙げられます。

繰り返しになりますが、市場に似たような商品が出回っている状態をコモディティ化といいます。言い換えると競合商品との差別化ポイントがなく、その結果、独自性をアピールするのが困難になります。

コモディティ化の3つの原因

一般的に1つの市場でさまざまな商品が流通することで商品同士の品質に差がなくなり、コモディティ化が進むと市場価値が低下し価格競争になっていく傾向にあります。

商品価格が下がれば売上も下がるため、どの販売業者も好んで市場をコモディティ化させているわけではないはずです。

ここからはコモディティ化が進む理由を紐解いていきます。

1. 情報の流出(流入)

多くの情報がインターネット上に公開されており、SNSなど一般人でも気軽に情報収集が可能な世の中になりました。他社の商品情報や開発技術を素早く手に入れられることがコモディティ化の原因の1つとしてあげられます。

ある企業がこれまでにない画期的な商品を生み出して顧客の評判を得られたとしても、他の会社が開発情報を入手し、模倣して販売すれば商品の品質などに差がなくなり、コモディティ化が進む状態になってしまいます。

この続きから読める内容

  • 2. 技術力の発展
  • 3. 海外製品の流入
  • コモディティ化の対策法
  • 1. ブランディング:顧客目線で付加価値を訴求
  • 2. 商品のネーミングを工夫・販売経路を増やす
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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