韓国現地メディアによると、韓国関税庁は今月初めから、イブやロキソニン、バファリンなどを含む一部の鎮痛薬の国内持ち込みを禁止したということです。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)韓国関税庁、イブやロキソニンなど一部鎮痛薬の持ち込み禁止に
韓国関税庁は2025年3月、「麻薬成分」を含む風邪薬や睡眠薬など違法医薬品の国内搬入が急増していることを受けて、海外で販売されている麻薬成分を含む医薬品が、違法に国内に持ち込まれる行為を厳しく取り締まると明らかにしました。
一般市民が「麻薬成分が含まれている」と認識しないまま鎮痛効果を理由に購入している、または麻薬中毒者が比較的簡単に入手できる「代替麻薬」として悪用されるケースが増えており、こうした医薬品に含まれる麻薬成分に依存するという問題も発生しているということです。
法律で定める麻薬成分の中には、日本の鎮痛薬にも使われる「アリルイソプロピルアセチル尿素」が含まれています。
これは、「イブクイック頭痛薬」や「イブA錠」、「バファリンプレミアム」「ロキソニンSプレミアム」などに含まれており、韓国への持ち込み禁止の対象となっています。なお、同一のシリーズの中でも、「イブスリーショットプレミアム」や「バファリンA」など、成分が含まれていない商品もあります。
イブを始めとする日本の鎮痛薬は、韓国女性の間で日本での買い物の必須アイテムとして人気を集めており、このような措置の影響で、訪日韓国人の購買が落ち込む可能性もあります。
過去にも、安全性への懸念などから「蒟蒻畑(こんにゃくばたけ)」が韓国に持ち込み禁止となった事例が存在します。買い物客は自国のこうした情報を知らない可能性もあり、企業はこうした事例にどう対応していくか、方針を定める必要があります。
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<参照>
毎日経済:4月14日記事
관세청:마약류 함유 불법 의약품 반입 주의보 발령
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