日本政府観光局（JNTO）は5月21日、2025年4月の訪日外客数推計値を発表しました。
4月の訪日外客数は390万8,900人で、2025年1月（378万1,629人）を上回り単月過去最高を記録しました。前年同月比では28.5%増加しています。
また、23市場のうち10市場でも単月過去最高を更新。11市場で、4月として過去最高を記録しました。
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4月の訪日外客数は390.9万人
日本政府観光局（JNTO）が5月21日に発表した訪日外客数推計値によると、2025年4月の訪⽇外客数は390万8,900人でした。単月過去最高を記録し、単月として初めて390万人を突破しました。また、3月（349万7,600人）と比較すると、41万人以上増加しました。
国別1位は中国
国別では中国が前年同月比43.4%増の76万5,100人で、2025年1月以来となる1位を獲得しました。2位が韓国（前年同月比9.1%増、72万1,600人）、3位が台湾（同16.9%増、53万7,600人）、4位が米国（同43.1%増、32万7,500人）、5位が香港（同42.9%増、26万3,600人）でした。
他、前年同月比での伸び率が大きかったのはロシア（同115.9%増、2万3,200人）、スペイン（同106.4%増、2万4,200人）、メキシコ（同85.0%増、2万1,800人）などです。
また、調査された23市場のうち11市場で4月の過去最高を記録していて、なかでもスペインを除く欧州、北欧、中東、カナダ、メキシコ、インドは単月の過去最高を更新しました。
4月は例年、桜シーズンにより訪日需要が高まる傾向があります。またイースター休暇に合わせて海外旅行需要が増加したことにより、中国、香港、米国、豪州を中心に訪日外客数が増加し、押し上げ要因となりました。
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＜参照＞
日本政府観光局（JNTO）：訪日外客数（2025年4月推計値）
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