デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.は6月4日、ヨーロッパ人旅行者によるアジアの人気旅行先ランキングを発表しました。
タイが2年連続で1位となり、日本は3位となったほかにベトナムが初のトップ5入りを果たしました。
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アゴダ、ヨーロッパからアジアへの夏旅トレンド発表
アゴダはヨーロッパが夏休みシーズンを迎えるにあたって、ヨーロッパ人旅行者によるアジアの人気旅行先ランキングを発表しました。
同ランキングは、7月と8月のヨーロッパの旅行ピークシーズン期間中における、宿泊施設の検索データを分析したものです。
1位はタイ、日本は3位にランクイン
調査の結果、ヨーロッパ人旅行者に最も検索されたアジアの旅行先は2年連続でタイとなり、日本は3位にランクインしました。
トップ5については、以下の通りです。
- タイ
- インドネシア
- 日本
- マレーシア
- ベトナム
またマレーシアは、前年比で検索数が20%増加して最も関心が高まった国となり、ベトナムは初めてトップ5に選ばれました。そのほか、トップ5に入らなかったものの、ヨーロッパ諸国へのビザ免除措置を背景に、中国の検索数が14%増加しました。
ヨーロッパの主要市場のなかでは、英国、フランス、ドイツ、スペイン、オランダが引き続きアジア旅行に関する検索数で上位を占めています。またギリシャ(23%増)やトルコ(21%増)、ポーランド(17%増)などからの検索数も増加しており、アジア旅行への関心の高まりがうかがえます。
同社は、タイやインドネシア、日本は引き続き人気を誇る一方で、新たな旅行先への関心も高まっているとしています。この動きは、まだ知られていない名所を探求したいという好奇心の高まりを示しているといいます。

大阪や京都の注目度が上昇
都市別の人気ランキングについては、1位バリ島(インドネシア)、2位バンコク(タイ)、3位サムイ島(タイ)となりました。同社は、東京に代わってサムイ島がトップ3に入った理由として、同島が舞台となったテレビドラマ「ホワイト・ロータス」の世界的な人気が影響している可能性を挙げました。
また日本国内での人気都市ランキングでは、2024年度は1位東京、2位神戸、3位小樽となっていましたが、2025年度は以下の通りとなりました。
- 東京
- 大阪
- 京都
東京の人気が引き続き高いほかに、関西圏の都市への注目度の高まりがうかがえます。
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<参照>
Agoda International Japan 株式会社:アゴダが「ヨーロッパからアジアへの夏の旅行トレンド」を発表
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