栃木県那須町は6月12日、宿泊税導入に関する条例を可決しました。観光地のトイレ整備や案内看板設置などの観光振興に充てられる予定で、1泊1万円未満で100円、10万円以上で最大3,000円の宿泊税が徴収されます。
同町は、2026年10月の徴収開始を目指しています。
関連記事:総務省、札幌市など2県9市の宿泊税に同意
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
栃木県那須町、宿泊税を導入へ
栃木県那須町では、国内外から選ばれ続ける観光地として発展していくことを目指し、多様な観光資源を磨き上げる観光振興の新たな財源として、宿泊税の導入について検討を進めていました。
6月12日に開催された那須町の定例議会で、町内のホテルや旅館などの宿泊者に課税する「那須町宿泊税条例(案)」が可決されました。宿泊税の導入は、栃木県内の自治体では初めてとなります。
税額は宿泊料金に応じた段階的な定額制で、宿泊料金の1~3%程度の範囲が目安となっています。
また12歳未満の子どもと、修学旅行や学校行事で訪れた小中学生や高校生、その引率者は宿泊税の徴収が免除されます。
宿泊料金(1人1泊) |
税額 |
1万円未満 |
100円 |
1万円以上2万円未満 |
300円 |
2万円以上3万円未満 |
500円 |
3万円以上5万円未満 |
800円 |
5万円以上10万円未満 |
1,500円 |
10万円以上 |
3,000円 |
2026年10月からの徴収開始を目指す
那須町は今後、2026年10月1日からの徴収開始を目指し、総務大臣協議などの必要な手続きを進めるとしています。
徴収した宿泊税は、観光地のトイレ整備や案内看板設置といった観光インフラや、観光振興に関する事業に限定して使われます。
また宿泊税導入に伴って、那須町ではシステム改修費や事務負担軽減のための支援制度を設けるとしており、今後宿泊事業者向けの説明会を開催する予定です。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
那須町:那須町宿泊税の導入について
【8/7開催】宿泊施設のための Google 検索とGoogle マップの集客戦略
Google 検索やGoogle マップは今や、国内外の旅行者にとってホテル・旅館を探す“最大のインフラ”となりつつあります。
その中で、宿泊施設が検索結果で見つかり、選ばれ、予約されるためには、Google マップでの露出を高めるMEO対策や Google が提供する無料の予約リンク(free booking links)の活用が欠かせません。
本セミナーでは、
Google より「無料予約リンク(free booking links)」について、広告費をかけずに自社サイトへの予約を促進するための最新情報をご紹介。
movからは「Google マップを活用したMEO・口コミ戦略」について、実践的なノウハウを交えてご紹介いたします。
Google 検索 と Google マップを使って、宿泊施設の予約を最大化するためのヒントをお届けします。ぜひご参加ください!
<セミナーのポイント>
- Google ホテル無料予約リンク(free booking links)の最新情報が学べる!
- Google マップのMEO・口コミ戦略が学べる!
- Google 検索 と Google マップで“見つかる・選ばれる・予約される”方法がわかる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【8/7開催】宿泊施設のための Google 検索とGoogle マップの集客戦略
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!