一般社団法人 東北観光推進機構は、6月12日発行の「旅東北NEWS」において、東北エリアのグリーンシーズンに向けたプロモーション活動について紹介しました。
グリーンシーズンの需要喚起のため、旅行会社・インフルエンサーの招請や、SNSを活用した情報発信などに取り組んでいます。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)東北観光推進機構、グリーンシーズンのPR取組みを紹介
東北観光推進機構は、「旅東北NEWS」6月号で、グリーンシーズンにおけるPRの取り組みについて紹介しました。
東北地域は、グリーンシーズンとなる5月〜9月の間、外国人宿泊数が減少する傾向があります。そのため、グリーンシーズンの東北の魅力を発信することで需要を喚起し、誘客促進を図ります。
旅行会社・インフルエンサーを招請 グリーンシーズンの東北を体験
東北観光推進機構が行う取り組みの1つが、招請事業です。
旅行会社やインフルエンサーを東北に招請することで、旅行会社には翌年度に向けた商品造成につなげてもらい、インフルエンサーにはグリーンシーズンならではの過ごし方を発信してもらうことを狙います。
すでに招請を実施した国、地域市場でのグリーンシーズンの評判は良く、四季を通じた誘客への効果が期待されています。

SNSを活用して東北の魅力を発信
東北観光推進機構が行っているもう一つの取り組みが、オウンドメディアなどを通じたコンテンツの発信です。
SNSでは、インバウンド向けの公式アカウントを通じて、各県および仙台市から提案のあったグリーンシーズン関連のコンテンツを41件(6月2日時点)投稿しました。
中でも、英語版Facebookでは、「十ノ瀬(とのせ)藤の郷(秋田県)」や「蕪嶋(かぶしま)神社(青森県)」、「北方文化博物館(新潟県)」などの投稿の閲覧数が大きく伸長しました。藤の花などの色鮮やかな風景や、神社などの日本らしさを感じるモチーフが写っている投稿は、比較的閲覧数が高い傾向にあったと報告されています。

CRM施策やJNTOと連携した情報発信も実施
SNSを活用した情報発信に加えて、東北観光推進機構が運営する「TOHOKU Fan Club」会員へのコンテンツ発信や、日本政府観光局(JNTO)海外事務所を活用した情報発信を行っています。
東北観光推進機構は今後も、ユーザーの反応や各コンテンツの最適期を踏まえながら、7月までオウンドメディアで順次発信を行うとしています。
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東北観光推進機構:旅東北NEWS
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