株式会社JTBと青森県弘前市は、7月7日に包括連携協定を締結しました。
本協定は、弘前市が目指す持続可能な観光地づくりの実現に向けて、農業・観光産業の振興や地域活性化、同市が掲げるSDGsの達成に寄与することを目的としています。
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本協定期間は、2025年7月7日から2028年3月31日までとなっており、内容は以下の通りです。
協定の内容
- 国内外からの誘客・創客による地域活性化に関すること。
- 高付加価値な滞在型受入環境整備、地域づくりに関すること。
- 持続的な観光地経営に資するDX推進に関すること。
- りんごを中心とした農産物のブランド力向上に関すること。
- りんご産業における担い手・関係人口創出に関すること。
具体的な取り組み推進事項
- 観光マネジメント人材の育成支援・津軽エリア広域周遊コンテンツの開発および、商品予約のDX支援・「健康」を中心に据えた協業による新しい観光地域づくり
- 訪日多言語対応等による受入環境整備・観光コンテンツの造成支援・観光に係る流通課題の解決支援
- DMP*の活用や観光DX推進に係る戦略策定支援・観光DXの面的な連携支援・観光DXデータの活用支援
- 「食×農×観光×文化」による地域ブランディングの強化支援
- 新規就農者増を実現する支援・「ひろさき援農プロジェクト」の進化による関係人口の拡大
*インターネット上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォームのこと
弘前市の持続可能な観光地づくりを目指す
JTBは本協定に基づき、同社が提供するソリューションを活用し、歴史や文化、観光資源、豊かな自然環境に恵まれた弘前市の持続可能な観光地化に向けた街づくりを推進します。
弘前市は、総合計画基本構想に掲げる将来都市像「みんなで創り みんなをつなぐ あずましいりんご色のまち」の実現に向け、さまざまな施策や事業を推進しています。(「あずましい」=心地よい、落ち着く、居心地が良いという意味の津軽弁)
今後は両者がより強固に関わることで、さまざまな地域課題の解決を目指します。

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<参照>
株式会社JTB:JTBと弘前市、持続可能な観光地づくり等に関する包括連携協定を締結
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