SGホールディングスグループの佐川急便株式会社、中国・深圳に本社を構える順豊エクスプレス株式会社(以下、SF Express)、および香港に本社を構えるeBackHome Company Limited(以下、eBackHome)は、訪日観光客が旅の動線上から直接海外へ荷物を発送できる対象エリアを拡大しました。
2024年9月からトライアルを実施してきた中国、香港、台湾、マカオに加えて、8月1日の預かり分からは韓国および米国向けの発送にも対応します。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)旅の動線から海外発送 佐川急便、SF Express、eBackHomeが連携
佐川急便は、SF ExpressおよびeBackHomeと連携し、観光地や主要駅・空港などに設置された佐川急便の宅配カウンターを通じて、訪日観光客が手荷物や土産品などを直接海外へ発送できるサービスを提供しています。
本サービスは、佐川急便の国内輸送ネットワーク、SF Expressのアジア圏を中心とした国際輸送網、ならびにeBackHomeの旅行者向け手荷物処理システムを組み合わせて運用されています。
輸出に必要なインボイスや国際送り状などの書類対応、禁制品の確認、国際輸送に適した梱包などもパッケージに含めて提供しています。また、宅配カウンターでは国内発送用の梱包資材も取りそろえているため、その場での購入が可能です。
韓国と米国を対象エリアに追加
8月1日以降の預かり分より、発送対象エリアに韓国および米国が加わることで、日本国内から中国、香港、台湾、マカオ、韓国、米国の6地域への海外発送が可能となります。
増加する訪日観光客の利便性向上を目的として、本サービスでは多言語対応および多様な決済手段を導入しています。そのため、旅行中に手荷物が増えた場合や、持ち運びが困難なお土産を購入した場合でも、観光動線上からスムーズに海外発送することが可能です。
今後は、佐川急便の宅配カウンターに加え、レジャー施設やゴルフ場、土産物店、宿泊施設などにも発送拠点を拡大し、さらなる利便性の向上を図る予定です。

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<参照>
佐川急便株式会社:旅の動線から海外発送、対象エリアに韓国と米国が加わり本格稼働
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