ホテルの開発・運営などを手がける株式会社アマネクは2025年7月より、同社が運営するホテル「アマネク新宿歌舞伎町」にて、独自開発の決済サービス「HEYAZUKE(ヘヤズケ)」の運用を開始しました。
同ホテルでは、宿泊客の約9割以上がインバウンドであるため、周辺施設と連携することで、インバウンドのスムーズな観光体験の促進を図ります。
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新宿歌舞伎町のホテルで独自開発の決済サービスを運用
株式会社アマネクが独自開発した決済サービス「HEYAZUKE(ヘヤズケ)」は、館内の付帯設備や周辺の加盟店舗における支払い時に、専用端末に客室カードキーをかざすことで、利用料金を「部屋付け」できる仕組みです。
利用料金はチェックアウト時に宿泊費と一括で精算できるため、現金やクレジットカードを使用することなく、よりスマートで快適な滞在体験につながります。
同社は、ホテルを街の観光資源を回遊する拠点と位置づける「地域活性化ホテル」というコンセプトを掲げており、ホテルと周辺店舗の連携を通じて、地域全体で観光客をもてなすサービスの実現を目指しています。
日本文化を体験できる加盟店と連携、訪日客の利便性向上を目指す
今回の導入は、2021年12月に運用を開始した「アマネク別府 ゆらり」に続くもので、アマネク新宿歌舞伎町が2店舗目です。
新宿は多くの訪日客が訪れる都市型観光の拠点であり、アマネク新宿歌舞伎町においても、インバウンドゲストの割合が9割以上を占めています。
日本食や伝統文化体験、エンターテインメント施設など、日本文化を体験できる加盟店舗と連携し、インバウンド客の利便性向上と街の観光促進を図ります。

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<参照>
株式会社アマネク:ホテルのカードキーで“街を回遊”する独自決済サービス「HEYAZUKE」を新宿で導入|インバウンド利用9割以上の「アマネク新宿歌舞伎町」を拠点に、訪日外国人へスムーズかつ充実した日本文化体験を提供
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