株式会社ジーリーメディアグループは10月2日、台湾・香港のユーザーを対象とした訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」において、日本での美容関連商品の購入意欲に関する調査結果を発表しました。
調査の結果、82.4%が日本で化粧品を買いたいと回答し、66.2%の回答者がスキンケア商品の購入を希望していることが明らかになりました。また、購入意欲の高いスキンケアブランドとしては「資生堂」や「無印良品」などが挙げられました。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)台湾・香港人の82.4%が「日本で化粧品を買いたい」と回答
台湾・香港人に対し、日本で買いたい化粧品について複数回答形式で質問した項目では、以下の結果となりました。
- スキンケア商品(66.2%)
- ベースメイク商品(29.5%)
- ボディケア商品(29.0%)
- ヘアケア商品(27.4%)
- フレグランス/その他(26.1%)
- ポイントメイク(カラーコスメ)(24.5%)
また、「買いたいものはない」と回答した人の割合は17.6%であることから、台湾・香港人の82.4%が日本で何らかの化粧品を購入したいと考えていることがわかりました。

資生堂・無印良品などが複数カテゴリーで上位
日本でスキンケア商品、ベースメイク商品、ボディケア商品、ヘアケア商品、フレグランス商品、ポイントメイク商品をそれぞれ購入したいと回答した人に対して、具体的なブランド名を自由回答形式で聞いた項目では、資生堂の人気が高いことがわかりました。
資生堂は、スキンケア商品、ベースメイク商品、ヘアケア商品の3カテゴリーで1位を獲得しています。
一方、無印良品も複数カテゴリーで上位にランクインしており、スキンケア商品で4位、ボディケア商品で2位、ヘアケア商品では他4ブランドと同率で4位、フレグランス商品で4位となっています。
さらに、CANMAKE(キャンメイク)はスキンケア商品で資生堂と同率1位となったほか、ポイントメイク商品で1位を獲得しています。


美容家電の中では「ヘアケア家電」が最も人気、ブランド別ではパナソニックが1位
日本で買いたい美容家電について複数回答形式で質問した項目では、以下の結果となりました。
- ヘアケア家電:ドライヤー・アイロンなど(37.5%)
- フェイスケア家電:美顔器・スチーマーなど(17.9%)
- リラックス家電:マッサージ機器・温熱アイマスクなど(17.6%)
- オーラルケア家電:電動歯ブラシ・ホワイトニングなど(12.5%)
- メンズケア家電:鼻毛・ひげそりなど(10.6%)
- ボディケア家電:脱毛器・EMSなど(4.5%)
また、「買いたいものはない」と回答した割合が41.6%だったことから、全体の半数以上となる58.4%が「日本で美容家電を買いたい」と考えていることがわかりました。
加えて、カテゴリー別の人気ブランドについて聞いた項目では、リラックス家電を除く5つのカテゴリーでPanasonic(パナソニック)が1位となりました。

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